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yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
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本日、9月29日は2015年の中でこの上なくラッキーディだったらしい。

「大安」より縁起がよいとされる「天赦日(てんしゃび)」、

1つのことが何倍にもなるという「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」。

この二つが重なるという、とんでもないいい日だったんだと。



あたしゃ、先日、片道400キロもかけて取りに行ったIngressのキーのポータルを焼かれるという

哀しみ極まりない日だったんだけどね。(笑)

なんだか、焼かれたことを笑える自分がいるわけだ。



ちなみに、本日で36日目だったんだ。

ゴールドメダルの次のプラチナメダルは90日キープだったから、

まだまだ先ってことで諦めもつきやすかったのかな。



それとね、「物事に執着しすぎなさんな。」と神様が教えてくれたんでないの?

と思うぐらい、気持ちにゆとりがあったのだ。

うんにゃ、ゆとりが生まれたと言った方がいいかな。

でも、これは午後のお話し。



午前中のアタシはというと、まだゆとりのゆの字もなかった。

郵便で来年のスケジュール帳が届いたのだが…



かわいいでしょ。

ここ数年使っているデルフィーノのスケジュール帳。

マグネット式でパタンと閉じられて、

中は、マンスリーとウィークリーレフト(後で調べた)と呼ばれる、

左側が1週間分、右側が罫線の入ったフリーページになっている。



10月始まりで、年号と西暦と年齢の早見表を始め、

郵便料金とか、地下鉄マップとか…

兎に角、仕事で使うには「超最適!」とめちゃくちゃ愛用しているスケジュール帳なのだ。



ところがだ。

やっちまった。

このスケジュール帳は2015年度版だった。(笑)



おかしいと思ったんだ。

定価1600円が999円なんて。

amazonってば、太っ腹―――!

なんて思ってたアタシがおまぬけだったのだ。



で、探しましたよ。

デルフィーノのスケジュール帳をネット中駆けずり回って。

が、しかーし。

来年度版には何故かマグネット式がない。

さらに、ウィークリーレフトのパターンも少ない。

見開きで1週間っていうのがやたらと目立つ。

さらに、ハードカバーも減っている。



仕事がメインとはいえ、アタシとしてはポップでキッチュな感じで攻めたい。

でも、見つからない。

探しても、探してもない。



こうなったら、ポップでキッチュは捨てよう。

その代り、マグネット式と、ウィークリーレフトと、暦の早見表は確保したい。

そう思って、またも探した。



途中、ウィークリーレフトだけだったら、

むかーし、むかしにずっと使っていたクオバディスなら網羅できることが分かった。

でも、不思議とクオバディスに惹かれない自分が居るんだよね。

以前は大好きで毎年、毎年使っていたのに。



で、行きついたのが、マークスというメーカー。

めっちゃシンプルなんだけど、アタシの求めている、

マグネット、ウィークリーレフト、暦の早見表、郵便の料金表、地下鉄マップ…

全てが揃っている!!



これだけ条件が整っているのなら、もはやデザインはいい。

個性を出したけりゃ、大好きなキャラクターのシールでもペタペタ貼ればいい。

そういうことにした。



早速、ポッチとな。

色は白をチョイス。



求めていたマグネットはこんな感じ。



仕事の予定をがっつり書けるウィークリーレフトはコレ。



お便利な早見表たちはこちら。





見つけられて本当によかった。

これぞ、執念だ。

そう思った瞬間だった。



その後、仕事をちょろちょろしつつ、お昼ご飯をサクッと食べた。

すると、会社の早苗ちゃんから電話あり。

仕事の話もしつつ、お互いに時間があるってことで、

ふつーのおしゃべりに興じていた。



以前、ミャンマーでお仕事をしていた早苗ちゃん。

「向こうではよく瞑想をしていたんですよ。」と言う。

確か、前にも瞑想の話を彼女から聞いた記憶がある。

ただ、その時は、「ふーん」と聞き流していたような。

だが、今日のアタシは、その「瞑想」という言葉が妙にひっかかった。



「ねぇねぇ、詳しく瞑想のこと教えてくれない?時間ある?」

「いいですよー!」

そこから、いろいろとレクチャーしていただいた。



1.呼吸は鼻から吸って鼻から吐く。

(これは、わりとできるかも。)

2.姿勢はあぐらをかくのがいいけど、椅子に座ってでもOK。

(股関節が異様に硬いアタシには非常にありがたい。

だが、ウチは地べたの生活なので、最終的には体育座りで行った。)

3.目をつぶって頭を三角形の頂点として、上にのびる意識をもつ。

その際、丹田(みぞおちの下あたり)を意識すると背筋がピンと立つ。(らしい)

(けっこう、難しい。)

4.目をつぶって頭の中をからっぽにする。

雑念が出てきても無理に追い払おうとするのではなく、その雑念を客観的に捉えてみる。

例えば、「身体のどこかがかゆいなと思ったら、『かゆいと思っている自分がそこにいる』と言う感じ。

「瞑想」で検索してみたのだけれど、実況中継という言葉を使っている方がいた。

そうやって、一歩離れたところから頭に入ってきたことを表現することで、

だんだんと、その雑念が何処かに行ってしまうんだって。



そうしていくうちに、何もない、静けさの境地に入っていける。

ってことみたい。



ミャンマーでは瞑想はホントにポピュラーなことらしく、

「瞑想センター」っていうところがあって、気軽に瞑想タイムを過ごす場所があるらしい。

だけど、日本にはそんなセンターなんて近所にないじゃない?

だから、お家でいいんだって。

これはあとで調べたんだけど、

普段着で、ゆったりとした気分になれるような恰好っていうの?

そんなリラックスした状態で、自分が楽になれる姿勢でするのが一番なんだと。



アタシは自分が楽になれるのが体育座りだったから、

いろいろ試してみるうちにそこに落ち着いた。

膝の上に腕をのせて、よくある瞑想ポーズにあるように親指と人差し指で輪を作って。



時間は1時間なんてもつわけないから、最初は15分。

早苗ちゃんに言われて、タイマーをかけてみた。

森の中で鳥がさえずっている音が流れるアプリをながしながら、15分。



始めのうちは、蚊に刺されたわけでもないのに、なんだか身体がむずむずしていたけど、

早苗ちゃんにレクチャーしてもらった通り、

「かゆいと思っている自分がいる」と実況中継をしていった。



最初はあぐらもどきの姿勢をしてたけど、股関節があまりにも痛いから(笑)

体育座りに変えて、腕も膝の上にのせて…

って感じで、無理にじっとすることを強いらないで、ゆる〜い感じで。



そうしたらね、だんだんと鼻から吸って鼻からだす呼吸が楽になってきて、

眠っているわけじゃないんだけど、頭の中がす―――っとしてきた。

・・・ように感じてきた。(笑)



で、しばらくしたら、アラーム音が鳴り響いた。

そう、15分経っていたのですよ。

不思議なことに、妙にすっきりしているの。

なんでも信じやすいアタシだからだとは思うけど、気分がとってもいい。



瞑想タイムの途中でLINEがなってたなぁと思って、チェックしてみたら、

「夜ごはん、ウチで食べる!」と、むっくから暢気なメッセが入っていた。

確かに、朝、喋ったんだよね。

「美味しいお刺身とむっくが買ってきた仙台の牛タン、

解凍して一緒に食べたいよね〜。」って。

でも、まさか、今日だとは思わないもん。

さらに、夜に友だちが泊りに来てもいいか?だってさ。

おいおい。



いつもだったら、在宅の平日は

「えぇぇぇ―――!?」ってブーイング垂れるんだけど(笑)

(結局、ヤツの希望を叶えてしまうんだけどさ。)

今回は、

「ご飯も一緒に食べるなら、おかず、ちょっち足りないかもね―。」

と、優しい返事を書いている自分がいた。

すぐに、

「ごはんは俺だけで大丈夫!」と返事がきた。

「了解!」

てなわけで、お互いにもめることなく、友好的にLINEを終えることができたのだ。



いやはや、自分の落ち着き加減にびっくりよ。

まぁ、仕事がつまっていなかったことが一番大きいんだけど、

それにしても、心の中に生まれたゆとりに驚いたのなんのって。

思わず、ルピシアのお茶なんぞ入れて、ティーブレイクまでしちまったわ。www



お茶を飲んで、洗濯物畳んで、何気なくあいぽんを開いたら、

先述のポータル焼かれ事件が判明。

でも、怒りとか、哀しみとか、そんな感情はなく、

「嗚呼、終わっちゃったのね。」

と、素直に事実を認めている自分がいたことにまたも驚いちまった。



で、せっかくのおごちそうだからと、近所に住む相方もお呼びして、

久々の3人での晩ごはんを愉しんだ。



3人で分けるには、ちーとばかり量が少なかったけど、

なんたって、質がいいからね。



善治郎の牛タンに、キャプテンフーヅのお刺身、

あとは、むっくから大絶賛してもらった明太クリーミーマッシュポテト。

とっても有意義なディナータイムとなった。



食後は、テレビ見たり、近所をちょぴっとだけお散歩と言う名のインカツもした。

なんて、素晴らしい一日だったんだろう。

天赦日(てんしゃび)と一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)のダブルだからか!

そりゃ、ご利益があっても不思議じゃない。



瞑想が迷走とならないように、これからも続けていければいいなぁ―と心から思う。

早苗ちゃん曰く、「習慣にすること」が大事なんだと。

何かをこつこつ毎日やることが大好きなアタシには、もしかしたら向いているのかもしれない。

(と言いつつ、熱しやすく冷めやすい部分も多々あるけど。)



どうしてこんなことになったのか皆目見当がつかない。

今まで生きてきた中での、仕事や結婚や人々との出会いの全てをひっくるめて、

「人生はタイミングである」を常に豪語しているアタシである。

この瞑想へのきっかけもその「タイミング」なのかもしれない。



そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。


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