忍者ブログ
yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
[2325]  [2324]  [2323]  [2322]  [2321]  [2320]  [2319]  [2318]  [2317]  [2316]  [2315
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

先週は魅惑の宝塚ツアーを敢行したため、教会に行くのはお休みした。

で、昨日、2週間ぶりの礼拝に出席した。

常駐する牧師さんが居ないため、今年度は立教のチャプレンをされている金司祭が、ウチの教会の管理牧師をして下さっている。

持ち回りで司祭様が聖餐式に来て下さるのだが、昨日は金司祭の日だった。



日本にいらして10年。

こんなに流暢に日本語を操れるものなのか?

ガチ、凄い。

マジ、尊敬。



お説教(礼拝でのお話)もめっちゃ、わかりやすい。

小難しいことを言われると、途中で理解に苦しみ、「ん?」ってなっちゃう時がある。

でも、金先生はとても素直な言葉で語ってくださるのがええ。



で、礼拝も終盤に入った頃だった。

最後の聖歌を歌う時に不思議現象が起きたのだ。

聖歌番号「489番」。

2006年に、54年振りに日本聖公会の古今聖歌集は改定された。

その際に新しく加わった曲である。



この20年、まともに通ってないアタシが知っているとは到底思えない。

ただ、聖歌ってね、↑↑↑の画像の通り、音符と歌詞が書いてあるから、初めての曲でもなんとなく歌えちゃったりするわけ。

たいてい、3番〜4番まであるから、最後の方になると、わりといけちゃう。



で、前奏を聞いて、ふむふむ、綺麗なメロディーだなぁなんてことを思って、1番の最初の歌詞を歌おうとしたその時だった。

急に涙腺が崩壊し始めた。



(へ?何が起きてるの?

アタシ、大丈夫?)

冷静になろうと、涙を堪えながら歌おうとする。

でも、歌詞を口にすると、またドドドーッと涙腺の波が押し寄せてくる。



我慢しても、出てくるものは止められない。

瞼をおさえて涙を止めつつ、口は懸命に歌おうとする。

だが、しかし。

もはや、わけわからん状態に陥ってしまった。



自分の理性とは別のところで、何かのスイッチが入ってしまったのだろうか。

礼拝後に、まきちゃんにこのことを伝えると、

「何かが憑依したんじゃない?笑」

とケラケラ笑っていた。

いやいや、笑えないって。

まじで怖かったんだって。笑

でも、アタシは能力者じゃないしなー。



結局、4番まで涙腺との戦いは続いた。

礼拝後の黙想の間、膝まづきながら気持ちを落ち着けつつ、瞼を押さえていると視線を感じた。

隣にいたなおこさんだった。



流石に、隣に座っていたら気づくわな。

いつもなら、楽しそうに聖歌を歌うアタシが、喉を詰まらせてまともに声が出せず、よくよくみたら、泣いてるんだから。

そりゃ、ビビるでしょ。



口パクで、

「大丈夫?」

と聞いてきた。

「うん。」

半分ぐらい冷静になってきたアタシは頷いた。



いやぁ〜びっくらした。

ほんに驚いた。

何があったんだろう。



ちなみに、489番の歌詞はこんなん。

「心を尽くして 思いを尽くして 力を尽くして 主なる神 愛せ

神の愛受けて 隣人(となりびと)愛せ 自分の命を 慈しむように

掟を知る者 キリストに出会い とこしえの命 受け継ぐ喜び

神をあおぎみて 人と出会うとき 十字の真中の 主イエスがおられる」



で、YouTubeにも上がっていたのでめちゃんこゴージャスに歌っているURLも貼りつけよう。

https://youtu.be/bWxiRlM7mKc

↑↑↑これだ。



今日は仕事で行き詰まると、これを聴きながら乗り越えた。

昨日のような涙腺崩壊は起きず、ふつーに聴けた。

これでまたドドドーッと波が来たらどうしよう?と思ってたから、ホッとした。



489番。

忘れられない聖歌となった。

みんみ、むっくよ。

お母さんが死んだ時、もしまだ聖公会が存続していたら…

葬送式の際に、489番をアタシの愛唱歌として歌っておくれ。

ガチで。



「5月19日、この日をアタシの愛唱歌が決まった記念日とする。」

(「ここをキャンプ地とする」風に読んでね。笑)



そろそろ日吉に着く。

今日はウチに帰ってから教会のパソコン作業が待っている。

サクサクッとやってしまおう。



そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。


PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
E-mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Material : ミントBlue 忍者ブログ [PR]