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yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
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火曜日のお話。

ガンガン仕事をこなし、

もうすぐ、一時になるという頃、

無性に酢豚が食べたくなった。

それは、まるで、孤独のグルメの五郎さんの如く。



酢豚といったら、あそこしかない。

京華茶楼のボリューミーでお安いお弁当。



アタシは仕事の手を止めて買いに向かった。



店先にはいつものお姉ちゃん。

11時半頃から売り始めるお弁当は、

アタシが行く頃にはほぼ全て売り切れている。

ただ、この店の素晴らしいところは、

限られたメニューの中だったら、

注文すれば3時までは作ってくれるということ。



だが、まだ売り切れるには若干早い13時は微妙なのだ。

一つだけ作って、陳列する。

一見さんは、これしかないのか…と、

そのお弁当を買う。



常連さんは、自分の食べたいモノを注文する。

ただし、これには少々勇気がいる。

お姉さんの

「ここにあるお弁当を買って!」

というオーラと、

実際に片言の日本語での押しがかなり強いのだ。



何度か、この押しに負けじと、

自分の食べたいものを注文したが、

なんとなく後味が悪い。



そして、火曜日の一個残しのお弁当は、これだった。







エビとカシュナッツの炒め物。

と言うより、枝豆がメイン。

別に枝豆が嫌いなわけじゃない。

ただ、このときのアタシは、酢豚を食べたかった。



だが、例によってお姉さんの圧力は強い。

そして、あたし自身、すぐに戻って仕事の続きをしたかった。



「これください。」

気がついたら、そう言ってた。

満面の笑顔のお姉さん。

決して屈したわけではない。

アタシは時間を優先したのだ。



ところが、お会計をするときに、

奥から別のお姉さんが、

ニコニコしながら、新しいお弁当を持ってきた。



ん?

これって?



「酢豚よー!おいしーよー!」



マジか?

アタシの追い求めていたあの酢豚なのか?



アタシは、ダメもとで、

いつものお姉さんに



「こっちと替えっこしちゃだめだよねー?」

と、否定形で聞いた。



お姉さんの顔は笑っていたが、

エビ炒めをさっさとビニールに入れて

アタシに手渡した。



負けた。

否定形で聞いたのがまずかったのだろうか。

この押しの強さはいったい何処からくるんだろう?

島国と大陸の違いなんだろうか。

いや、単なる性格だな。



アタシは500円玉をお姉さんに渡し、

にっこり笑顔で店をでた。

ただし、心の中で大声で叫んだ。



(次回は必ず酢豚を注文するーー!)

と。



くだらん…とお思いになる方もおられるだろう。

しかし、仕事が山盛り状態の時こそ、

ごはんは重要アイテムとなる。

ましてや、○○が食べたい!

と、気持ちが盛り上がっている時はなおのこと、

それを叶えることでその後の仕事のはかどりがだんちで変わってくる。

…アタシだけかもしれないけど。



そんなわけで、アタシの中の酢豚熱は未だ冷めてはいない。

今日はどうにかしてでも、2時半には仕事を終えてうちに帰らねばならん。

なぜなら、さっちんのエステを予約しているから。



一気に仕事をこなして、

帰り際に酢豚弁当を買い、

それを夕飯に回すという手もある。

そうなると、必然的に今日のお昼ごはんを食べる時間はなくなる。



うーん( ̄。 ̄;)

だったら、何故にもっと早くウチを出なかったんだ?

と突っ込まれてもおかしくない。



いやいや、家事を済ませてからじゃないと気持ちが悪いんだよ。(笑)



まあ、お昼のことはいい。

とりあえず!プライオリティの高い順にやっつける。

これだ。



さてさて、酢豚弁当がプライオリティのどの辺りに食い込んでるか。w

それは、また次回のお楽しみってことにしておこう。



そりではみなさま、ステキングな木曜日をお過ごしくださいまし。










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