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yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
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人は驚いた時、深い悲しみに出会った時、

嬉しさのあまり感極まった時…

いずれも言葉を失う。

みんながみんな、そうとは限らないが、

アタシの場合はこうなっちまう。

「わぁー!」とか「きゃー!」と声が出ているうちは、結構冷静な部分が残っていたりするのだ。



本日、久々に言葉を失う状況に陥った。

待ちに待ったコレを観劇してきたのだ。



東宝版の「エリザベート」である。

お目当ては、ズバリ、ふさちゃんこと花總まり様。

アタシが宝塚に目覚めた2007年。

彼女はその一年前に現役を卒業していた。



ふさちゃんは、まさに伝説の人。

雪組、宙組においてトップ娘役を12年間も務めあげた。

この記録は誰にも超えられないだろう。



彼女の演技、歌声、容姿、すべてが大好きである。

娘役に惹かれることはあまりないのだが、彼女は別格。

観ていてたまらんオーラが溢れ出ている。



その彼女が、2010年に舞台女優として復帰した。

いつか、生の舞台で観てみたいと思いつつ、なかなかチャンスがなかった。

が、今回エリザベートを演ると聞きあたしゃ奮起した。



チケットを入手するため、ぴあのプレミアム会員にまでなった。

(意外に年会費がお高い。w)

その甲斐あって、本日のチケットを手に入れることができた。

L列21番。

オペラグラスがなくても十分堪能できるお席だった。

ありがとう。

チケットぴあプレミアム様。



ふさちゃんの歌声はDVDで観ていた時と変わらず…

うんにゃ、宝塚時代からさらに素晴らしく成長されていた。



演技もより自然で、彼女こそがエリザベート本人のように思えた。

彼女の雪組、宙組時代のエリザベートもそれぞれのよさがある。

でも、アタシには、今回の東宝版が一番しっくりと入り込めた。

演出は同じく小池先生なんだけど、

やっぱり、ホントの殿方が男役を演ずると、雰囲気は一変するもんなんだなーと実感した。



城田くんのトートは妖艶でいながら、時には威圧感も与える。

まさに、美しさの極限に位置する「死」だった。

彼の歌声も好きなタイプ。



でもね、ルキーニはやっぱりいしちゃんが一番!

これは、譲れない。(笑)

ゾフィ役のタータンも凄かった!

相変わらずの美声に酔っちまったよ。

ハマコさんのマダムヴォルフも迫力満点!

雪組時代を思い出すわー。

彼女、ご結婚されてお嬢ちゃまもいらっしゃるんだと。

いやぁー、ママになっても未だ現役なんて素晴らしいわな。

あっ!宙組の時に注目していたももちちちゃんとりりこちゃんも出演していた。

遠目でも、彼女たちの歌声はすぐにわかった。

卒業しても舞台人として頑張っている姿を見られて嬉しかった。

まるで、母の気持ちよ。



あとね、お名前は存じ上げていなかったけど、

シシィのパパ、マックス役の方の歌が特に素晴らしかった!

兎に角、みなさん、びっくりするぐらいの演技力、歌唱力なのだ。



普段、宝塚ばっかりでしょ。

外の舞台の様子はてんでわからんかったけど、

今後は色々と観てみるのもいいかもしれない。



で、初帝国劇場ってことで、プログラム以外にもご購入してみた。



帝国劇場チョコレート。

シシィ名刺ケース。

ハクスブルク家の紋章バッチ。



どれも、結構なお値段だったけど(笑)記念だからね。

よしとした。



今宵はほんに満喫できた。

嗚呼、今夜の夢には是非ともふさちゃんと城田くんが出てきて欲しいものだ。

そりでは、みなさまもステキングな夢を。






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