日曜日の午後。

アタシは全身で幸せを感じていた。

チャーシューなんか作っちゃって、お掃除も済ませて、

「これぞ日曜日！」

などと浮かれぽんちになっていた。

浮かれぽんちで食したチャーシュー丼とお麩のチャンプルーはコチラ。



やっすいお肉だし、作り方も超適当なのに、なんだかいい感じに出来てしまう。

魔法使いか！？

と、自画自賛しながら食べた晩ご飯。

うん。美味しかった。



しかし、毎日面白楽しく暮らせるわけがない。

翌日の月曜日は在宅勤務。

ちまちまと仕事をしながら、夕方遅くになってから、ダイソン君。

ようやく、くつろぎタイムに突入だよ〜

という頃、むっくともめた。

いや、もめたんじゃないな。

奴の行動にアタシが頭にきただけ。



直接言わず、LINEで簡潔にコチラの考えを伝える。

相変わらず、奴の返事は「ごめん」。

あのねー、毎回謝ってくれるけど、根本を全然理解出来てないんだよ、あーたは。



（イライラしてはいけない。）

自分に言い聞かせて、Blu-rayを焼いたり、レーベル作ってプリントしたり、自らを落ち着かせる。



今夜は早めに寝よう。

12時前に布団に入った。

眠いのに眠れない。



頭が痛い。

歯茎も疼く。

胃まで痛くなってきた。



最悪じゃーん。

甘えちゃいけないと思いつつ、みんみにLINEした。

彼女に愚痴ることで、気持ちを落ち着かせる作戦。

みんみにとっちゃ、面倒くさいことこの上ない。

が、そこを適当に(笑)相手をしてくれるのがみんみだ。



結局、究極の改善策は、

「むっくが早く家を出ること」となった。

それしかない。

こばちゃんが亡くなってからの10年間。

みんみが居てこその我が家だった。



アタシとむっくの二人暮らしなんてとうていムリムリ。

お互いが似過ぎちゃっていかんのだ。

水と油じゃなくて、油と油。

もう、ギラギラのベトベトで、わけがわからん。(笑)



今朝のむっくは、珍しくちゃんと起きてきたもんだから、アタシの行動とかぶるかぶる。

最低限の会話はしたけど、心なんて一切こもっていない。

お互いにぶちまけたいことは山ほどあるけど、気持ちに蓋をして上っ面の会話でやり過ごす。

まるで、仮面夫婦。



「なんであんな子になったかねー。」

「育てかたは間違ってないと思うよ。」

「そうかねー。」

「私、いい子だし。」

「あーたは、こばちゃんの血が濃いから。(笑)」



生きるってほんとに、大変。

いいこともあるけど、頭抱えることもたくさん。

ぬくぬく幸せなことばっかり続くわけがない。

その中で、どれだけ自分の気持ちを平静に保って、さらに、しあわせ！と思える要素を見つけていくか……。



今日のアタシはネガティブ度が強い。(笑)

まぁ、こんな日もあらーな。

子育てに行き詰まった時、こばちゃんが居てくれたら……と思うことが多々あった。

でも、もし生きてたとしたら、意見がぶつかって、余計にこじれてたかもしれん。(笑)

タラレバは何も産まない。

前を見ることにしよう。



兎に角だ。

幸せが長く続かないのと同じように、苦しい時も長くは続かない。（はず）

今日もアタシは声を高らかにこの歌を唄う。

「じーんせい、らくありゃくもあるさ〜♪」



そりでは、今日もしっかりガッツリ働いてきマッスル。

みなさまもステキングな火曜日を。