寒い。

異様に寒い。

ブルブル震えているのはアタシだけ？

不安になって温度を調べてみた。



みんなも寒いことがわかった。

だって、10度をきっているんだもん。



ついこの間、コートを着ないで、スタバにコーヒーを買いに行ったのは何だったんだ？

こういう寒暖の差が身体にこたえるお年頃である。



すっかり春が来たものだと思っていたが、そうではなかったんだな。

まだなのか……。



いや、別に早く春が来て欲しいわけではない。

勝手にもうやって来たものと思っていたので、肩透かしを食らった気分なのだ。



毎日の生活でもこんなことがあるわな。

「ちゃんと朝、起きるから！」

そう宣言した何処ぞのカレー大王様。

数日間は確かに起きてくれた。

でも、またしても、いつものお寝坊さんに戻ってしまった。



まぁね、大学生の春休みなんざぁ、こんなもんだろうと思うよ。

昨夜も夜中にへろへろになってバイトから戻ってきていたし。

その辺りも考慮してやらねばなるまい。



とは言うものの、相変わらずのすれ違い母子である。

一緒に住んでいるけど、1日のうち顔を合わすのはほんの一瞬。



世の中のすれ違い夫婦と言われる方々もこんな感じなのだろうか。

だんだんと意思の疎通から遠のく。

そして、喋らない状態が通常と化し、

もはや、同居人レベル以下へと成り下がる。

なんだかなーである。



くま夫が生きてたらどんなだったんだろう。

ふと、そんなことを思った。

良い思い出のみが、アタシの中に残っているからな。



想像できるようなできないような。

どっちに転がってもおかしくないかもしれん。

今の状況を鑑みて、これはこれで、幸せなのかもしれないと思う木曜の朝である。



おっ、そろそろ渋谷に到着だ。

そりでは、みなさま、ステキングな木曜日を。