桜が咲いている。

華やかに、かと言って、煌びやかって言う感じでもなく、

奥ゆかしさを感じさせつつ花開き、

気付くとハラハラと舞い散っていく桜。



毎年、世間の方々が「お花見だ―！」と盛り上がっているのを

「何がどう楽しんだろう？」

と、あたしゃ心底不思議に思っていた。



誘われれば行くけれど、自分からは企画しない。

それが、アタシにとってのお花見のスタンスだった。



今週に入り、みんみが居ない生活がスタートした。

引っ越しのことが脳内から消え去り、

再びアタシは「仕事とIngress」の二つのみで占められた。

インカツの時間を十二分に取るために、仕事の効率を上げる。

なんてすばらしい相乗効果なんだ。



インカツをするということは、すなわち「歩く」ということ。

今現在、麹町はさながら「桜祭り」と化している。

ちょいと歩けば、千鳥ヶ淵の素晴らしい桜がある。

ラボのすぐそばには、麹町区民間の地味ではあるが(笑)桜並木が連なっている。



市ヶ谷、四ッ谷、靖国神社。

何処もかしこも桜だらけ。

これって素晴らしいことなんではないかと思うわれ。



今まで、気付かなかったけど、桜ってめっちゃ癒し効果があるんでないかい？

別に、桜の木の下で飲み食いするわけじゃないが、

インカツの手と足を休め、しばしぼけら〜と桜を眺める。

なんとも言えず、懐かしい気持ちがこみ上げてくる。



小学校の桜並木、綺麗だったよな―とか。

奇しくもアタシの卒業した小学校は「桜町小学校」。

その名の通り、桜の木がバンバン生えていた。



みんみが矢上小に入学した時も桜の花びらがひらひらと舞ってたよな―とか。

むっくの時は・・・

(´ε｀；)ｳｰﾝ…思い出せん。

すまん、むっくよ。



日本に生まれ育つと、桜＝節目の花というイメージが定着するのかもしれんな。

そんな風に桜を味わう2015年の春である。



実は、会社のメンバーののんちゃんが、ジュネーブより一時帰国している。

31日の夜に同じくメンバーの早苗ちゃんとご飯を食べたのだが、

昨日、急に連絡をよこしてきた。



「お昼ごはん一緒に食べませんか―？」と。

一緒に息子君のとも君もいるという。

仕事もあったが、またいつ日本に戻るかわからないのんちゃんからのお誘いだ。

断る理由はない。



「お花見しながらランチしましょ―――！」

と、のりのりののんちゃんと一緒に711でおにぎりを購入。

そして、千鳥ヶ淵まで行ってみた。



素晴らしい桜がアタシらを出迎えてくれた。



こんな風に枝が下に垂れ下ったタイプの桜もあった。

(植物の名前はよくわからん。)



もちろん、桜だけでなく、大勢のお花見客も出迎えてくれた。

アタシのようにお昼休みをお花見しながら過ごす人たちもいれば、

がっつり、お花見のためにやってきました！という人々いる。



若干5歳のとも君とは、ばっちりお友だちになってきた。

パパがスイス人なので、彼のハンサム度ったらハンパない。

やんちゃ君ではあるが、もはやアタシはおばあちゃんの域に達しているので、無問題。(笑)



「流石やな―。くまさん、子どもと仲良くなるのうまいわ―。」

と、のんちゃんにも褒められ有頂天になった。

しっかりツーショットを撮るほどのまぶだちになった。



ふつーに「いいお顔して♪」って言ったら抵抗されると思い、

「変な顔して―！」と言ったら、ホントに変顔ばかりしてくれた。



ホントはこんなにハンサムくん。

のんちゃんも、年齢よりも4歳は若く見える。(微妙か)



とも君が撮ってくれたのんちゃんとアタシのツーショット。

5歳の子がアイポンで写真を撮る時代が来るとは。

感慨深いモノがある。



のんちゃんからデザート用のお菓子を頂いた。



桜のお餅の中に、上品な抹茶クリームが入っている。

有名な京都の和菓子屋さんのものらしい。

びっくりするほど美味しかった。



1時間ほどで愉しい時間はおしまい。

別れのハグをしてこの後あたしゃお仕事に燃えた木曜日であった。



いやぁ―、なんて言うのかな―。

お花見っていいね。ww

何を隠そう、明日もお花見に誘われている。

場所は代々木公園。

いつもの例の仲間たちとのお花見だ。



てっきり井の頭公園だと思ってたら、不意打ちで代々木公園への集合がかかった。

持ちより形式なんだけど、何を持って行こうかなぁ―。

その為に今日は無理くり在宅勤務に持ち込んだのだ。

ラボに行っちゃうと、夜にインカツしたくなっちゃうからさ。(笑)

意表をついて、ケンタのバーレルを買っていくのも面白いかもしれん。



ま、兎に角だ。

おウチのこととお仕事と、有効に時間を使わねばな。

っつうか、明日のお天気は大丈夫なんだろか？

その辺りのことは、今は考えるのは止めておこう。



そりでは、みなさま、ステキングな花金をお過ごしくださいまし。