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yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
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夜中までおしゃべりに盛り上がったところまで書いた。

2人におやすみーを言った後、

あたしゃ、撮った画像のまとめに入った。

そして、とりあえずFBのアルバムにアップ。



その投稿をみた相方が連絡をしてきた。

「おっ!まだ起きてるんだ。」

あ!忘れてた。

相方に連絡するはずだったんだ。

すぐに電話をかける。

話をし始めて、極度の睡魔がアタシを襲ってきた。



寝落ちした。

「もう、眠いんだろ?電話切ろうな。」

確か、そんな台詞を聞いた記憶がある。

いや、それも既に夢かもしれん。



電話のコール音が鳴った。

ん?何?目覚まし?

いや、違う。



あいぽんを取る。

表示を見る。

「あづ」

とある。



へ?

目覚ましじゃないの?

電話?



兎に角、電話に出た。

「あ!姐さんでた!寝てたーー?」

「えっ?今何時?ん?何が起きたんだ?」

「今、下のフロントにいるんだよ。

8時過ぎても姐さんが降りてこないから、

寝てるのかなー?と思って。」

「まじか!?やっちまったのか!あたしゃ。」

「大丈夫?」

「う、うん。あーシャワー浴びてない。」

「シャワーはいいよ。(笑)」

「だな。じゃ、先に駅に行っておみや買ってて。

新幹線のホームで落ち合おう。」

「そんなに時間かかるの?

お土産は買ってるけど、姐さんの分も買っておこうか?」

「いや、大丈夫。ありがとね。

自分で買うよー。」

「じゃ、駅に着いたら電話して!」

「わかった!ホントにごめん!!!」



これが、仙台編のその1の冒頭に書いた、

アタシが「やらかしちまったこと」である。

いつもは偉そうに姐さんぶっていたアタシが、まさかの寝坊である。

顔面真っ青、心臓は口から飛びだす寸前という大ピンチ状態に陥った。



キチンとさんが幸いして、

荷物がぐちゃぐちゃーという状況はない。

あとは、着替えて、顔を洗って、歯磨きして…

と、頭の中で動きの流れを組み立てながら

手足を動かして実際に行動する。



いささかパニックに陥っているが、如何せん、一人である。

このあわあわ状態を誰かと共有できるわけもなく。

どうにかして、この窮地から脱出しなければならない。



(いつも用意周到のはずだったアタシが…

面目なさすぎる…T^T)



電話をもらったのが8時04分。

コートを着てブーツを履き終えたのが、

8時28分。

24分で全てを終えたのは、もはや奇跡かもしれない。



10階から1階のフロントに降りる。

部屋の鍵を渡す。

どこかしら、フロントの方々が微笑んでいる気がする。

(あらあら、この人、新幹線に合うかしら?)

そんな台詞が聞こえてくるようだった。



あづはフロントから電話をしたわけで。

おそらく、みなさんはアタシが寝坊したことはご存知かと。



「いゃー、寝坊しちゃいましてね!」

なんてぇ、軽口を叩く余裕はない。

「お世話になりましたー。」

と、半ば逃げるようにホテルを出た。

ちなみに宿泊した仙台国際ホテルはこんな感じ。



一昨日撮っておいた部屋の画像はこちら。



予想以上に広くて綺麗で申し分ないホテルだった。



ステキングなホテルに別れを告げ、一路仙台駅へ。

駅までほぼ競歩状態で歩いた。

仙台駅方面からこちらに向かうビジネスマンの数がとんでもない。

この先にいったいどんな会社があるんだろ?

と、思わず後ろを振り返ったほどだ。



駅前の巨大な歩道橋も、駅に向かう人は居ない。

唯一、一人だけ見つけたけど、

あとの大勢の人々は、みな足早にこちらへ向かってくる。

さながら、鮭が川を上る気持ちを味わった。



5分で駅に到着。

すぐさまあづに電話する。

生憎の留守電。

「今、駅に着いた!ホントにごめんね!」

と、メッセージを残し、

昨日、リサーチしておいたお土産屋さんコーナーに突進する。



とりあえず、萩の月のお店へ。

すると、斜め前にトランクとお土産の紙袋を持った2人を発見。

お会計をしつつ、電話をかける。

と同時に、ルミが気がついて手を振ってくれた。



走り寄ったアタシは、開口一番、

「本当にごめんなさい!!」

「大丈夫だよーー!」

「やっぱり、最後にやらかすのは姐さんだ。」

「お恥ずかしい限り。」

「まだ時間あるから、平気だよ!」



嗚呼、なんていい子たちなの。

心の底からありがとう。



その後は、白謙かまぼこ、善治郎の牛タン、

陣中の仙台味噌南蛮、仙台ラー油、

巨大プリッツの牛タン味を次々と購入。

前もって買うものを決めておいてよかった。



なんと、買い物直後、遠藤さんのサポートバンドのベース担当のヒロポンさん発見。(笑)

彼は、車で来ていたと聞いていたが、

帰りは新幹線なのかなー?



ミーハートリオはかけより、

「LIVEお疲れ様でした!」

と、声をかけた。

完璧に不審者だ。



誰だかわからんアタシたちに、

心優しいヒロポンさんは、

「ありがとうね!」

と、微笑み足早に去っていった。

新幹線の時間が迫っていたのだろう。

アタシたちも人のことは言えない。



ずんだシェークをリピートするという2人に、

「あたしゃ、起きぬけでなんも口にできん。」

と、パスをした。



シェークをテイクアウトした2人と共に新幹線の改札口へ。



改札に入るとルミが言った。

「あ、PASMOがない!」

「まじか?」

以前の大阪ツアーの際、往きの新幹線の中にパーカーを置き忘れたルミである。

今回もやっちまったか?

いや、寝坊したアタシには突っ込む資格はない。



「最後に使ったのはいつだか覚えてる?」

「えーとね…。」

みんなで考えた。

「そうだ!南北線に乗るとき、

PASMOが使えるかどうか試そう!

って言って、だしたよね?」

「そうそう。」

そんな記憶の糸をたどっている間も、

ルミは必死にリュックの中を探す。



「定期と連動したり、オートチャージにしてる?」

「え?オートチャージって?」

「わかった。オートチャージのことは忘れていい。

今度説明する。(笑)」



しばらくして、

「あったー!」

お財布の中にしまいこんでいたらしい。

よかった。

まじでホッとした。



帰りの新幹線はやまびこ132号。



席に着くや否や、朝ごはんと称して駅弁を食らう2人。

これでこそあづとルミである。

ルミは食前の前菜として、

あづは、食後のデザートとして、

白謙さんの蒲鉾を美味しそうに食べていた。^ ^



このあとの2時間、アタシは狂ったようにブログを書き続けることになる。

2人はというと、食後はゆっくりと夢の中に。

さぞかし美味しい夢を見てることだろう。



あっという間に東京駅に到着。

丸ノ内線、中央線へとそれぞれ2人は向かう。

アタシは横須賀線に乗り換えだ。



「本当に楽しかった!ふたりともありがとね!」

「私も楽しかった!」

「また行こうね!」



3人は自分たちの現実へと戻っていった。



横須賀線のホームはかなり遠い。

キョロキョロしながら、

大荷物を抱えたアタシは歩く。



ようやくホームに着いた。

すると、乗ったことは一度もないけど、

大好きな成田エクスプレスがホームにいた。

思わずパチリ。



この、成田エクスプレスのお向かいに横須賀線が止まっている。

車両の側面に「千葉行き」とある。

ん?千葉?



(いったいアタシは何処にに帰るんだ?)

地図の読めないアタシの脳内はプチパニックを起こした。

駅名の書いてあるプレートを探そうと歩いていたら、

成田エクスプレスが入ります…のアナウンス。

へ?成田エクスプレスが停まっているのに、

またも成田エクスプレスがくるだと!?



これって、もしかして…!

実は、今回の旅行で撮った画像を

ちょろちょろとFBにアップしていたのだが…。

その中で、こずが、

「成田エクスプレスの連結が好きなんだー!」

と、書いていた。



電車通のかんちゃんは、

「連結はロマンです。」と言い切っていた。

もしかして、アタシはこれから、そのロマンを目撃できるのか?

ワクワクし始めた。

成田エクスプレスがゆっくりと入ってくる。



駅員さんが何やら指示を与えている。



最後の指示が完了した。



無事にドッキング完了だ。

連結した部分を眺めていると

向かい合っている顔の部分が突然開いた。



ガチでびっくりした。

こんな風になっているのか。

何だかとっても感動した。



さぁ、早く帰らねば。

旅の片付けをしたら、お仕事があるんだもん。

でも、隣のホームに停まっているのは千葉行きだ。

冷静に考えたら…いや考えなくても

これは乗っちゃあかんやつだ。



あいぽんで乗り換え案内を検索した。

アタシが乗るべき横須賀線は、

1番線に来る久里浜行きだと教えてくれた。



あー。助かった。

乗る前でよかった。

階段を上って降りて1番線へ。

すると、見たことのない電車が停まっている。



配色がとっても綺麗。

書いてあるアルファベットを読む。

「房総エクスプレス」?

よくわからんが、兎に角千葉を走るんだろう。(笑)



お目当ての横須賀線に乗り込み、

すかさず、ブログの続きを書き続ける。

20分で武蔵小杉についてしまった。



この大荷物を持って、日吉からバスを乗るのかー。

そう思ったら、手が勝手に電話をかけていた。

「あー、みんみ?

えっ?寝てた?ごめんねー。

お母さん、死ぬほどお土産買っちゃってね…

うんうん。そう。

え?いいの?ありがとー!

いつものところで待ってる!」



交渉成立である。(笑)

そして、日吉まで東横線。

駅からはみんみのお迎えでロバート君。

アタシは無事に大好きな我が家に帰宅した。



荷物を片付け、みんみがお昼の準備をしている間に会社のパソコンを起動。

会社のあいぽんで、アカウントをチェックしたら、

山盛りのメールが来ているのがわかったのだ。



とりあえず、読んでチェックして、お返事を書きまくる。

あとの処理はこの最終章のブログを書いてから!と決めた。



みんみと食べた仙台の香りのするランチはこちら。



ホームの売店で買った牛タンホットドッグと

白謙のミニ蒲鉾。

どちらもうまうまー。



みんみとむっくに買ったおみやはコレ。



カバンに付けられるマスコット。

ほぼ、こども騙しであるが、

思いの外、みんみが喜んでくれたのがうれしかった。

先ほど帰ってきたむっくは、

3秒の間をおいて

「ありがとー。」と答えてくれた。

ウケると思ったのだが…残念だ。



自分用にはコレ。



ミニサイズのこけし。

蒲鉾が好きすぎるアタシにはたまらんデザイン。

「笹かま」って書いてあるんだよ。

もう、幸せすぎる。



あとは、なおちゃんやみどりちゃん、

会社や友だちにおみやを渡せば任務完了。



この3日間。

ホントにいろんなことがあった。

「人生はドラマ」というけれど、

この面子においては、

「人生はコメディ」というくらい、笑いっぱなしであった。



今日はラボ出勤はせずに済むことがわかり、

これから、在宅勤務に励みます。

そりでは、みなさま、今週も張り切っていきマッスル!



そして、こんなクソ長いブログを最終章まで読んでくださった奇特な方々。

ほんに、ありがとうございます。

愛してます。(笑)




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