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yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
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いつもの日曜日を迎えている。

7時に起きて、シャワー浴びて、お洗濯して、朝食を食べて、今は東横線に揺られている。

日曜日なのにね。笑

これを、「いつもの」と言ってしまう自分に驚く。



もちろん、東横線に揺られて向かうのは渋谷駅。

そこで降りて、渋21か22か23に乗る。

そして、松陰神社前バス停で降りて、徒歩5分。

この1時間ちょいの道のりが、もはや習慣となっていることの凄さたるや。



「朱に交わって真っ赤っか。」

よく、こばちゃんがアタシに言っていた言葉だ。

結婚後、思いっきり「私ルール」を遂行していたアタシに、彼はよく言っていた。

「俺はいずみ色に染まった。

朱に交わって真っ赤っかだよ。笑」と。



利己主義なんだろうか。

そうなんだろうな。

結婚ってさ、所詮他人同士が一緒に暮らすわけでしょ?

ある程度お互いに譲歩しなくちゃならん。

だけど、アタシの場合、9割方…

いや、ほぼほぼ100%自由にやらせてもらっていた。



部屋のインテリアから、食生活、近所の仲良しの家族同士の付き合いなどなど、あげたらキリがない。

ただ唯一、アタシが譲歩したのは「教会へ行くこと」だった。



結婚するにあたり、

「俺に布教しないでね。」

とこばちゃんは言った。

元々、アタシの中に「布教」という文字はない。



生まれた時からクリスチャンという、ホームクリスチャンのあるあるなんだけど、

特に何かがあって教会に行き始めた訳ではない。

日曜日に教会に行くことは、「生活の一部」であった。



だから、誰かに「キリスト教を伝えよう」という意識は全くない。

こんなんだから、今の日本における聖公会が衰退の一途を辿っているのかも。

「来る者拒まず、去る者は追わず」

こんな空気が聖公会には流れている気がする。



あ、話がそれた。

だもんで、もちのろんで、アタシはこばちゃんに、

「教会に行こーよ!」と言ったことはない。

いや、なかった。



映像制作をしていたこばちゃんなので、日本海外問わず、しょっちゅうロケに出ていたし、いつも帰宅は遅かった。

ただ、後半はフリーになったこともあり、お休みの日はたっぷり家族と絡んでくれる良き父でもあった。



なので、そんな貴重な日曜日に、

「アタシ、ちょいと教会に行ってくるねー!」

とは、口が裂けても言えなかった。

正直、行く気も起きなかった。

家族との時間が大切だったから。



あの頃から20年以上経った。

こばちゃんが亡くなってからは14年が経った。

ひとりになったから教会に行く…

わけじゃないけど、結果、そういうことなのか。



連れ合いがノンクリスチャンの場合、日曜日に家を空けるのはなかなか難しいのが現状だ。

家族全員クリスチャンだとして、子供たちが小さい時は毎週通えるだろう。

だけど、大きくなれば、やれ部活だ、試合だ、バイトだ、デートだ(笑)…と、?

魅力的なイベントがてんこ盛りになる。



そして、気がついたら、教会に来ているのは年配の方ばかりになる。

うーむ。

どうしたもんだろ。



朝から頭使っちゃったよ。笑

とりあえずだ。

「行きたいと思うから通う。」

ただ、それだけ。



そんなんでもありだよ。

…ってことにしたい。

天国の親父さん、ビックリしてるだろうなぁ。

アタシがこんなセリフを吐いているなんて、よもや想像出来なかっただろう。



あ、今日って父の日じゃん。

そうか。

だから、朝っぱらからこんなに脳みそ使ったのか。笑



こばちゃん、としひこパパさん。

あなた方のおかげで、あたしゃ今日も元気に生きてます。

ありがとう。

そして、ありがとう。



そりでは、みなさまもステキングな父の日を。

↓↓↓おまけ画像。



むっくのために作った「詰めただけのお弁当」。

渋谷東急、フードショー内の桂林さまのオンパレードである。

むっく、小躍りしていたよ。笑




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