アタシは、動物が苦手だ。

いや、ちょっと違うな。

動物の方がアタシを敬遠する。

おそらく、ビビっているアタシに対し、さらにビビるのだと思われ。



なので、「嫌い」とは根本的に違う。

動物園も水族館も嫌いじゃない。

行こう！と誘われれば行く。

ただ、自分から行こう！とは言わないだけ。笑



みんみも同じ血筋である。

しかも、彼女は猫アレルギーがあるようで。

以前、猫を飼っている友人宅にお邪魔した途端、涙と鼻水が止まらなくなり、お家をでたら、即治ったことがあった。

なので、検査はしていないが、確実にクロだ。



で、こばちゃんとそのDNAを受け継いだむっくは無類の動物好き。

生前、こばちゃんが動物と戯れるのを何度も見たが、それはそれは仲良しさんだった。

動物の種類は問わないところも凄い。



そのこばちゃんの動物好きを見事に受け継いだむっく。

彼の今までの人生の中で、

「ペット飼おうよ！」発言が何度起きたことか。

小学生、中学生、高校生、大学…

あらゆる世代で仲良くなった人たちからの影響が多大にある。



犬、ハムスター、フェレット、デグー…

その時、その時で飼いたい生き物は変わる。

そして、今、彼の飼いたい欲求はこの子である。



フクロモモンガと言うんだそうだ。

手のひらにすっぽり収まるかわい子ちゃん。（らしい）

仕事場のパートさんが飼っているそうで、画像やら動画やらを見せてもらっているうちに、思いっきり影響を受けた。（みたい）



昨夜も今朝も、

「ねーねー、フクロモモンガ飼わない〜？」

「申し訳ないが、はっきり言おう。

断る。

お母さんは、小動物が苦手なんだ。」

「そっかー。でも、かわいいんだよー！！」

と、スマホを差し出してくる始末。

どんだけ熱心なんだよ。



「もう1回言うけど、飼わないよ。

でも、もし飼うとしたら、どこで飼うの？」

「俺の部屋！！」

「いやいやいや。そんなスペースないっしょ。」

「じゃ、ねーちゃんの部屋！」

「そんなことしたら、みんみ、一生日吉に来なくなるよ。」

「でも、そんなに来てなくね？」

「ま、確かにそうだけど。笑」



仕事に行かねばならないアタシは、

「兎に角、早まるな。理性だ！理性！」

「今日は休みだから、ランニングしてから、ペットショップ行ってみてこようかなー！」

「おいおい。

くれぐれも理性を忘れちゃいかんぞーー！！」

「理性を持って、買っちゃうかもね。笑」

「やーめーてーくーれー！」



そう叫びながらウチを出た。

今夜、帰宅したらフクロモモンガがお出迎えしてくれたりして。

怖すぎる。



ヤバい。

ドキドキしてきた。

今回のむっくのペット熱はかなりのものだ。

こんな時、気持ちを落ちつけるにはどうする？

コレだ。



先週食べた、亀屋万年堂の杵つき大福とみそ餡の柏餅。

この美味しい画像で心穏やかになろう。

美味しかったなぁ。

お大福と柏餅。

また、買いに行こう。



そりでは、みなさまもステキングな木曜日を。