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yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
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昨日、無事にバニラちゃんの納車が終わった。

金曜日の夜中の12時近くにみんみがやってきて、

前の晩に作ったカレーを堪能した。



その後、前回来た時にし忘れた、彼女に買ってあげるモノの手配や、

アタシが密かに用意しておいた「キープしておくとお便利」な食料品たちをみせ、

これに追加して持って帰るモノ等々をチョイス。

兎に角、土曜日の朝にすぐにHONDAに行けるよう、準備万端にした。



おかげで、寝たのは2時過ぎ。

でも、みんみはお持ち帰りの品々に大満足していくれたようだ。

「いろいろありがとね。まるで、おばあちゃんみたいだね―♪」

そう、実家に帰った時のアタシのように、

あらゆる物資を持って帰る図は伝承されるのだ。



そして、翌日の土曜日。

HONDAに行く前にちょいと時間ができた。

そこで、アタシは例の如く、みんみに話を聞いてもらった。



このところ、ちょいとした人間関係で悩んでおり、

そのことを相方にもむっくにも何故か言えず、

自分の中で処理しようと試みていた。

が、うまく消化できず。



で、ついついみんみに甘えて、話し始めてしまったのだ。

すると、やはり、みんみ先生のアドバイスは的確だった。

アタシの弱点を突き、自分だったらこうする…

とか、他所から見たら、今のアタシの状況や考え方は、

こんな風なんではないかとか…

あの子は聞いているようで、聞いてないようでいて(笑)

でも、ちゃんとアタシが楽になれるような言葉かけをしてくれる。



この10年間、彼女はアタシが悶々とした時に、

こうやって、消化不良をなおし、前に進めるように背中を押してくれていた。

今更ながら思う。

「アタシはこの子に甘えていたんだ。いや、今も甘えているんだ。」と。

これが、「わかったこと」のひとつである。



気が付いたらまたも泣いていた。

こうやって甘えている自分が哀しくて。

そして、またすぐに水戸に帰ってしまうことが哀しくて。



時間は刻々と迫ってくる。

涙を拭いて(笑)HONDAに行った。

保険の説明やら、なんやらを受け、簡単な車の操作を伝授してもらったら、

なんだかんだで1時間半以上が経過した。



みんみは12時にはウチを出てコギトの舞台を観に行かねばならん。

焦ってウチに戻る。

みんみは速攻でウチを出たいのだが、

前々から頼んでおいた写真を撮影を無理くりやってくれた。



正面からのバニラちゃん。



車庫入れをする図。



目を閉じちゃってるけど、みんみとバニラちゃん。



ロバート君とバニラちゃんが連なって並ぶ滅多に見ることのできないツーショット。



お世話になっているHONDAのいとーさんとみんみ。



そして、車庫証明用の地図を大慌てで書いたみんみは、

嵐のように去っていった。

・・・残される身は辛い。



午後はashの予約を入れていたので、

いくらか気持ちをリフレッシュできると思っていたが、

モラトリアムのせいか、泥のように寝ちまった。



担当のS君も、

「今日の睡魔はいつもより凄かったですね―」

と、驚いていた。

きっと、寂しさに対して直視できない自分が

眠りの中に逃げ込んでしまっていたのだろう。



これからは、あまりみんみに関わらない方がいいのかもな。

うまい文章が浮かばないからこんな書き方をしてしまったが、

LINEや電話をしないのは今もそうなんだけど、

用事がない限り、こっちには呼ばない方がいいんだろうってこと。

だってさ、会うと余計に別れた後が辛いんだもん。



でもさ、考えてみたら、日吉に帰ってくる時って

「用事があるから」来るってことなんだよ。

別にアタシに会いに来るわけじゃないわけで。(笑)



例えば、美容院とか、なっきーとのデートとか。

ってことは、ウチでまったりするのではなく、

「宿」として、ウチを使うためなんだわな。



また、嵐のように来て、去っていくってわけか。

「愉しい時間を持つのはあきらめる」

これがわかったのことの二つ目である。



なんだか、彼女に振られた男の気分だよ。

片思いって辛いわ―――。www

っつうか、アホな母親だ。

つくづく実感した。



さぁ、気分を変えよう。

鬱々していても仕方ない。

今日もインカツしてくるよ。

駅の記憶ミッションの第3弾、都営新宿線にトライだ。

調べたら駅数は21駅。

27駅あるのは都営三田線の方だった。

おまけに、大江戸線の38駅っていうのもあるらしい。(笑)



アタシの挑戦はまだまだ続くのだ。

こうやってモラトリアムしているうちに、

自然と気持ちも落ち着くだろう。(たぶんw)



そりでは、みなさまもステキングな日曜日をお過ごし下さいまし。


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ワクワクしている。

だって、今日は花金だもの。

それに、みんみも一瞬だけど(笑)帰省するし。

楽しみにしてるなんてぇことがみんみにバレたら、

「きもっ!^_^;」

って、言われそうだな。w



よっしゃー!家族全員集合ー!

と思ったけど、むっくは今夜バイトが入ってると言っておったな。

ま、何処ぞにオールで遊びには行かないみたいだから、

夜中の大集合はおそらく敢行されるだろう。

むっくのおみやのフィナンシェを食べるのも楽しみだな。



相変わらず、3限から授業のあるむっくは、

アタシがウチを出るまでには起きてこず。

でも、洗濯は昨夜のうちに済ませておいたので大丈夫。

お掃除も夕方遅くにばっちりやったから、無問題。

うんうん。

金曜日、いい出だしでないんかい?



朝っぱらから、昨日何度トライしてもキーが出なかったポータルまでちゃりんこも飛ばしてきた。

だって、珍しいオーナーポータルだしさ。

気になるじゃん。w

朝カツってヤツね。

でも、流石に今日はラボ勤務だから、

時間短縮のために小春ちゃんをかっ飛ばしてきた。

久々にちゃりんこ乗ったけど(笑)

歩く時と違う筋肉を使ってるんだなーって実感した。

身体ってホントに神秘的。



おっ!半蔵門に着いたぞ。

ラストはこの画像で締めよう。



ファミマで買ったちよっとお高いジェラートである。

昨夜、「自分にご褒美」と、遅い時間にも関わらず食してみた。

ガチ旨!!

ヘーゼルナッツ大好き女としてはたまらん美味しさでありました。

これは、また次のご褒美用に買って来なきゃだわ。



そりでは、みなさま、ステキングな花金をお過ごし下さいませ。






明日はいろいろと提出物やら、アポが入っている。

なので、是が非でも今日は在宅勤務にして、

おウチのことをいろいろやりたいと企んでいた。



気合が入っていたせいか、今朝はなんと5時半に起床。

が、二度寝。ww

でも、6時半に起きて、ちゃちゃっと洗濯等々の活動開始。



そして、朝カツ…朝っぱらからIngressの旅に出かけた。

ちょいと離れた近所(笑)をぐるぐるぐるぐる。

トータル10キロ歩いた。

おかげで、いい感じのCFも張れて、気分爽快。



そして、ウチに戻って、夕飯の準備とお仕事を並行して進める。

今夜はカレー。



↑この画像を家族のグループLINEに送る。

カレーなら、むっくもウチで夕飯を食べるんでないかと思ってね。

まんまと釣られてくれた。



土曜日の朝一の納車に備えて、金曜日の夜にみんみが帰って来る。

でも、翌日の納車の後、すぐにコギトの舞台を観に行くので、

バニラちゃんに乗って、大学→水戸へと帰ってしまう。

・・・寂しすぎる。



ま、しょうがないわな。

彼女も忙しい身だしね。

で、金曜日の夜ごはんは仕事終わりに食べてから来ると言っていたけど、

このカレー画像に惹かれてくれないかな?と思ったら、

ちゃんと、嬉しい返事をくれた。

ウチで食べるって。

アタシも、さっさと仕事を終えて、明日は早く帰ってこなくては。

インカツの甘い誘惑に耐えられるかどうかが問題だな。ww



で、カレーだけでなく、なんとおかずを2品も(笑)作った。



奥が新じゃがのジャーマンポテト。

手前は、高菜と豚肉の炒め物。

戴き物の高菜なんだけど、塩抜きしたけど、若干しょっぱい。

だもんで、お酒とお砂糖を多目にして炒めてみた。

鷹の爪も入れて、ピリ辛甘じょっぱい感じ。



夕方になって、突如睡魔に襲われて1時間半爆睡。

はたと目覚め、いきなりお掃除を開始した。

どうしてもダスキン&ダイソン君をしたかったのよ。



すると、LINEあり。

「めちゃくちゃ腹減ってる!6時ぐらいにウチ着く!」

びっくり仰天。

むっくからである。



この間のお話し合いの後、むっくは恐ろしいほどの品行方正男子へと変貌している。

「今から帰る」のLINEを真面目にするようになった。

糸のある凧に変身ってわけだ。



さらに、昨日の仲良し女子とのソラマチツアーでおみやまで買ってきてくれた。



キューブ型のフィナンシェである。

「お母さんに、お土産。めっちゃ美味しそうだったから買ってきたよ。」

感動しすぎて泣きそうになったけど、がまんした。

「あっ!俺も食うから!」

ニコニコしながら言っていた。

明日のデザートでみんなで戴くことにしよう。



お掃除も終わり、ふたり仲良く晩ごはんタイム。



今回はナスはやめて、4種のお豆さんを入れてみた。

後は、いつも通り、合挽肉、玉ねぎ、にんじん、ピーマン、エリンギィ。

もちろん、スパイスもいろいろぶち込んだ。

お水はほとんど入れずに、トマト缶と、トマトジュースで煮込んである。



むっくの評価はバッチグー。

お豆を入れると超ブーイングを浴びてたけど、

「俺、マメ食えるようになったから、大丈夫だよ―。

めっちゃ旨い!!!」

と、お褒めの言葉を頂けた。

あとは、お嬢の反応だけだな。

生トマトが大の苦手のみんみなので、なんていうかなぁ。



でもね、むっくも言ってたけど、さほどトマト臭は感じられないの。

それより、めっちゃ辛い。ww

この辛さに彼女がついてこられるかが問題だな。



食後の片付けが終わってから、ドラッグストアに買い出し。

諸々ストックも買ったし、ごはんも作ったし、お掃除もした。

いやぁ―今日は充実満点だった。

やっぱり、ウチはいいねぇ。



これで、明日のお仕事もがんばれるというものよ。



そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。


今朝はなんと6時半起き。

2時近くに寝たのにね―。

水曜日はゴミ捨てがないのにね―。ww

ま、相方の不意打ちLINEの音で目覚めたんだけども。



やっぱり、オールってぇのは、一晩ウチをあけるってことだから。

多少、母親としては心配しているわけよ。

以前、ヤツはやらかしてるから、若干それがトラウマとなっている部分もある。

だから、眠りが浅ったのかな―。



で、せっかくだから、二度寝はせずに起きた。

まずはシャワーを浴びてスッキリさわやかさん。

昨日の洗濯物を畳んでしまって、リビングに上がったら…

ソファにむっくが寝てた。(笑)



帰ってきてたのか。

全然気づかなんだ。

眠りが浅いなんて書いてアホじゃん。

ぐっすり寝てたんだな。



ちゃんと帰ってきたのはよかった、よかった。

でも、パジャマに着替えずに洋服のままだし。

ま、この辺りはアタシも人のこと言えないからよしとしよう。



起こして「洋服脱いで―」って言うのも鬼畜だよな。

何故か、アタシは外に出た。

お庭の草取りの開始だ。

ずっと気になってたんだよね。

でも、この数週間、草取りをする心と時間の余裕がなかった。



今日はラボ出勤だけど、

ダイソン君とは昨日の夕方に戯れたから、

ウチの中はほとんど汚れていない。

ってことは、今朝は時間に余裕がある。

そして、あたしゃ地味に草取りを始めた。



30分もかからないうちに作業終了。

そりゃ、庭って言っても狭いからさ。

お庭を眺める。

美しい。

やっぱり、綺麗なのはいい。



そして、余録書きして、メールチェックして、今に至る。

これならいつものバスに余裕で間に合う。

と、ココまで書いたところで、一応むっくに声をかけた。



「おはよう。今日は何時に出かけるんだっけ?」

「ん?え?あ?ごめん。」

いや、寝ぼけながら謝られても。

っつうか、質問しただけなのに、咄嗟に謝るって。

よっぽどアタシには叱られているイメージが植えつけられているのか。



「いや、謝らなくていいから。何時に行くの?」

「えっとね…2時に待ち合わせ。」

「そっか、じゃ、まだ寝てても間に合うんだね。」

「うん。」



今日はサークルの仲良しの女子と水族館に行くそうな。

八景島かと思いきや、ソラマチなんだって。

アタシ、Ingressのミッションで押上の土地勘がだいぶ備わったから、聞いてみた。

「あの辺、駐車場なんてあったかなぁ―?」

「うん。大丈夫みたい。調べたら、ソラマチの中に駐車場があるんだって。

いくら以上使ったら何時間かは無料になるみたい。」

「ふーん。」



そっか、ちゃんと調べてるのか。

でも、いくら以上でで何時間無料になるかが問題なんだよ。

そこを抑えてないところが、やっぱりむっくだ。ww



「もう、洗濯機回しちゃったよ―」

「あ、ごめ―――ん。」

「いいよ。ちゃんと起きたらシャワー浴びなよ―。」

「うん。」



そして、ヤツはまた夢の中へと消えていった。



そうそう、ヤツを弁護するわけじゃないんだけどね。

昨日、話をした時に、

「先のことを考えて行動することができない」って

むっくが言ってたって書いたでしょ。

それはそんなに難しいことじゃないんだよ―

と、アタシは、洗濯物の例を挙げて説明したわけだ。



で、ウチのことに限ってじゃない。

仕事をするうえで、「先を読む力」は絶対的に必要なんだってことも話したの。

「バイトでも当てはまることない?」

「…あ!わかる。」

キッチン担当だけでなく、ホールも任されるようになったらしいんだけど、

知らず知らずのうちに、一緒に組んでいるスタッフが必要としていることを先読みして、

準備したり、片付けたりしている自分がいるんだと。



「それだよ!お母さんが言ってるのは。」

「そっか―。じゃ、バイト先ではわりとやれているかも。」

「それなら、安心した。」

「この間、初めて店長と二人でホールを回したんだけど、褒められたんだ。」

「ほっほー。そりゃ何より。」

「でも、俺って、ウチだとダメダメだな。」

「なんでだかわかる?」

「わかんない。」

「あーたがアタシに甘えてるからさ。」

「そっか―。なるほど。」

「まぁね、子供が親に甘えるのは致し方ない。

でも、甘える度合いを考えておくれってことなのさ。

アタシももう若くないから、パワーが足りんのだよ。

キミの力を必要としているってわけ。」

「うん。わかった。」



そんな会話が繰り広げられたのだった。

あやつは、決して悪い子じゃない。

いや、めっちゃいい子だと思う。

だけど、いい子だけじゃ社会には通用しない。

社会でどうにか生きていけるようにさせることがアタシの務めなのだ。

ま、あとは、自分が楽したいってぇのもあるけどね。(笑)



ということで、母さんは、そろそろウチを出ます。



画像がないと寂しいので、最後にアタシの超お気に入りのお煎餅をどうぞ。



こういうしょっぱい系のお煎餅はあまり得意じゃなかったんだけど、

これは、ガチで美味しい。

しょぱさがいい感じなのだ。

いきなり、バリバリ噛み砕くんでなくて、

口の中にしばらく入れて、ちょっとふやかしてから咀嚼して食べるのが好き。

ちょっと変な人だわな。



そりでは、みなさま、ステキングな水曜日をお過ごしくださいまし。
みんみがウチを出て、早1か月近くが経つ。

さほど生活には変化はない。

と、思っていたが、やはり、22年間一緒に暮らしていた人が、突如居なくなったわけで。

何も変わらないわけはない。



くま夫が居なくなった時とはまた空気が違う。

4人が3人になるのと、3人が2人になるのはかなりの差がある。



むっくはみんみが居なくなっても、相変わらずのマイペースぶりを発揮している。

大学が始まって3日間は真面目に起きていた。

が、毎度の「朝起きられない病」が始まった。

一応声をかけるが、アタシもラボに行かねばならんわけで。

朝のクソ忙しい時間に、奴にかまってばかりもいられない。



昨夜も、いつも通り寝る前に確認した。

「明日はちゃんと起きてね。」

「大丈夫!一限からだから、ちゃんと自分で起きる!」

半分信じたが、半分は(たぶん無理だね)と、

心の中で舌打ちをしていたアタシである。



案の定、ヤツは起きてこなかった。

ギリギリになって階段の下からヤツの部屋に向かって声をかけた。

「8時だよ。今起きないと間に合わないよ。」

「ん――――?」

完璧に寝ぼけた声だけが返ってきた。



流石にキレた。

「いい加減にしてくれ―――!」

この後のアタシの台詞は読むに堪えないので敢えて割愛することにする。



ようやく我に返ったむっくは、バタバタと布団を畳み、

洋服を着替え、顔を洗い、髭を剃って出かけて行った…と思われる。

「思われる」と書いたのは、一切ヤツの行動を見ないように無視をしてたから。

だって、顔を見たら、また怒鳴っちゃいそうだったんだもん。



その後、アタシは在宅勤務。

夕方になって、郵便局に行きがてら、近所をサクッとインカツ。

で、夜になって、ちょろっと仕事をした後は、

たまりにたまってたクリミナルを見たり、

ハンクの新シーズンが始まっていることに今更ながら気付き、

大慌てで第4話からの毎週予約を入れたり(笑)

前シーズンの途中まで見ていた分の続きを見たり…

と、まったり過ごしていた。



8時を過ぎた頃、むっくが帰ってきた。

夕飯はウチで食べるか外で食べてくるか分からない…

と言ってたので、一応待っていた。



「ごはんは?」

「食べてきた―」

「じゃ、LINE入れてよ。

ウチで食べるかと思って待ってたんだよ。何も作ってないけど。」

「あ…ごめん。」

「ま、いいけどさ。」

空気はブリザード状態である。



「あのさ、今朝のこと。本当にごめんなさい。」

「ホントだよ。

あのさ、アタシ、何のために働いているか分からなくなってきたよ。

大学のお金を一生懸命稼いでるのに、

あーたときたら、全然真面目に勉強してないじゃん。

まるで、どぶにお金を捨ててる気分だよ。」

「ホントにごめん。」

「そう言って、また、寝坊するじゃん。」

「・・・・・・・。」



このままだと、またいつものように、アタシが小言を並べて、

むっくが聞いてるんだか聞いてないんだかの返事をして…

という、不毛地帯に陥る。

だから、今回は少しでも実りある会話をしようと思って、

できる限り感情を押し殺し話をした。



「あのね、むっくの生活態度、ちょいとひどすぎないかい?」

「うん。」

「大学時代を思いっきり謳歌しなさい!と言ったけど、

ココまで遊びほうけろとは言ってないんだよ。」

「うん。」



むっくは、まさにアタシのDNAを受け継ぎまくっている。

何よりも友だちが大切。

自分の欲求はとことん貫く。

先々を考えず、今が大切!が信条。

お金遣いが荒い。

親に甘えまくっている。

などなど。



若い頃のアタシそっくりなのだ。

上に書いたいくつかはオトナの今になって、落ち着いた部分もある。

が、「自分の欲求はとことん貫く」に関しては、

今も当てはまる自分であるので、

あまり大きな声でむっくを責めることはできないんだけど。



結局、むっくが朝起きられないのは、意志の弱さだとアタシは指摘した。

「別に遅刻してもいっか―。」

「どうせ、お母さんが起こしてくれるさ―。」

そんな甘えがあいつの中にはびこっていると。



「そうかもしれない。」

珍しく、むっくも認めていた。



「俺さ、正直、お母さんがいつも言う、

『先を読んで行動しなさい』っていうのができないんだよ。」

「それはね、できないんじゃなくて、やらないだけ。」

「どうやってやればいいか分からないんだ。」

「それはね、わからないんじゃなくて、考えていないだけ。」



具体的に、どうやって考えればいいかを説明した。

小さい頃から言ってたつもりだったけど、

20歳を前にして、またも説明せにゃいかんのか。

がっかりしながらも、今のあいつには「聞く態度」がみえる。

それだけは救いだった。



「簡単なことなんだよ…」

つまり、相手が何を求めているかを考えればいいってこと。

例えば、アタシが仕事で帰りが遅い時、むっくは洗濯物をウチに入れておいてくれる。

これは、習慣となって彼に備わっている。



そこで、一歩進んで考える。

「できる分だけでも洗濯物を畳んでおく」

そうすると、ヘロヘロになって帰宅したアタシが

「嗚呼、洗濯物たたまなきゃ―」と思ってウチに入った時、

あらら、取り込むだけじゃなくて、畳んであるよ!!

となったら、どう思うと思う?

めちゃくちゃうれしいに決まっている。



毎日じゃなくてもいい。

アタシが「○○をしておいて」とお願いしなくても、

ちょっとした気遣いでやってくれたことは、やってもらった相手にとっては、100倍嬉しいことだったりする。

何かをお願いすること自体が、アタシには

莫大なストレスなのだ。



毎日掃除して、洗濯して、たまにだけど(笑)ごはん作って…

アタシがやってることは親として当たり前のことかもしれないけど、

けっこう大変だったりする。



それを、当然のようにやってもらっているのはどうかな?と思うわけで。

仕事もウチのこともやるのはアタシの義務かもしれないけど、

やっぱり、ひとりで抱えるのは疲れる。



そんなことをむっくに話して聞かせた。

ヤツ自身もやってもらってることに関して「当たり前とは思ってない」

と、言っていた。

ただ、自分なりに手伝っているつもりだと。

やってくれるている部分も確かにある。

だけど、心配をかける部分も手のかかる部分も多すぎなんだよ

そう教えてあげた。



もう少しオトナになってくれとも頼んだ。

遊ぶのはかまわない。

ただ、限度をわきまえなさい、と。



今回の話し合いで、むっくがどこまで理解したか、

どの程度、今後の態度に反映できるか…

ホントのところ期待はしていない。



ただ、3人から2人になったことで、

お互いに、みんみに逃げ場を求めていたことだけは分かった。

みんみの存在は我が家のバランスを保つために必要不可欠だっのだ。



今更、彼女が居なくなったことを嘆いても仕方ない。

こうなったら、あと何年か分からないけど、

むっくとの生活をよりよくするために考え、行動していくしかない。



「別にベタベタと仲良くしたいんじゃないの。

ただ、シェアハウスとは違うってことを覚えていてね。

あなたは家賃を払っているわけじゃない。

光熱費や食費をいくらか入れているわけでもない。

だって、家族だから。

でもね、いくら家族だからって、もう立派なオトナなんだよ。

一緒に暮らす上で、お互いに思いやりをを忘れちゃいけないってことなんだ。」



「わかった。がんばる。」



がんばる…この言葉、あんまり好きじゃないんだな。

がんばるって、その人の尺度でしょ。

相手がその人の行動を見て「がんばったね」って言うのはいいんだけど、

本人が「がんばってるんだ!」って言っても、

なんだか、説得力にかけるんだわ。

がんばったかどうかは、結局他人が評価することで、自己評価することじゃない。



でも、がんばると言っているんだから、がんばってもらおう。

そう言ったそばから、あいつは友だちと約束をしたから…

と言って、ボーリングオールに出かけて行った。(笑)

あいつにとっての「がんばる」っていったい何なんだよ。



途中まで車に乗せてもらって、アタシは2時間ほど近所をインカツしてきた。

これでストレス解消するしかないじゃない。

てくてく戻ってきて、お手軽サンドイッチを作って食べた。



冷蔵庫にあった好きなモノを挟んだら、

とんでもない厚さになっちまった。

めっちゃ美味しかったけど、

とんでもなく食べづらい代物となった。ww



さぁ、今夜はもう寝よう。

今日のブログはまさに「くまのひとりごと」だな。

明日はおもろい話が書けるとええなぁ―。

そりでは、みなまさまも、ステキングな夢を。


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