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yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
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きのこカフェのお弁当は3種類である。

以前までは、2種類だった。

ふつーの日替わりお弁当とカレーお弁当。



カレーはお野菜のみで作られているので、胃もたれしない。

お野菜をピューレ状にして、ルゥのベースを作っているらしく、お肉が入っていなくてもコクがある。

具材は、季節のお野菜…カブの葉っぱ、大根、カボチャや小豆…

ふつーでは思いつかないお野菜がメインとなって入っている。

まさに、シェフのみほこさんワールドならではのアイデアカレーだ。



ふつーの日替わりお弁当のおかずとカレーお弁当のおかずは、若干違う。

ふつーのお弁当の方が豪華となっている。

とはいえ、カレーに付くおかずだって、お野菜や煮物などなど充分極まりない。



この2種類のお弁当に、彗星の如く現れて仲間入りしたのが「丼弁当」。

中華味の豚の角煮風丼、タイ風のカオマンガイ丼、超和風のしらす丼…

こちらも様々なラインナップがある。



その中でアタシが特に気に入っているのが、「照り焼きチキン丼」。

ベタベタの甘い照り焼きのたれじゃなくて、ほんのり中華風な感じなのが嬉しい。



このところ、その丼お弁当ちゃんにハマりまくっている。

昨日も迷わず丼お弁当を注文した。



先程書いた照り焼きチキン丼だった。

文句無しに美味しかった。

後ろにちらりと写っているおかずたちも好きなものだらけ。



トマト、ブロッコリー、竹輪のお醤油煮、チャプチェ、焼きかぼちゃ、下にはレタスがたっぷり敷いてある。

これで、600円はやはりお安いと思う。



きのこカフェの周辺は、レストランや、お弁当専門店が乱立し、なかなかの激戦地区となっている。

ついこの間、揚げ物系の定食屋さんがなくなり、そのあとに中華&飲茶のお店ができた。



他のお店同様、お昼時は店頭でお弁当を売っている。

毎回、そのお店の前を通ってきのこカフェに行くのだが、かなり苦戦しているように見える。



店内はそこそこお客さんが入っているのだが、お弁当の売れ行きが今ひとつ。(たぶん)

原因は簡単。

お値段設定だと思われ。

つまり、お高い。



確か、2種類あって、700円と850円だったかな?

その値段設定じゃ難しいよー

と、オバチャンは常々思っていた。



案の定、1ヶ月後値下げを始めた。

650円にしたはず。

高い方のお弁当は飲茶をメインに入れてたようだが、姿を消したように思える。

(アタシもじろじろ見るのは失礼だと思い、

何気にゆっくり歩いて、ササッと観察していた。)

冷めた飲茶を買う人はあまりいないよね〜

と、オバチャンは密かに思っていた。



値段を下げた。

メニューも変えた。(たぶん)

でも、売れない。



なぜなら、目と鼻の先に麹町で二店舗を構える中華料理屋さんの、お弁当部門のみの店舗があるのだ。

そこは、ずーっと前から500円で頑張っている。

しかも、美味しいし、ボリュームもそこそこある。



そんなコスパのいい中華弁当に対抗するのに、150円も高かったら、それに見合うプラスアルファがなくちゃお客さんは来ない。

しかも、あちらの中華屋さんは、500円にも関わらず、インスタントのお味噌汁もおまけでくれるのだ。

(アタシは、ここの五目炒飯弁当が好き。)



ただ、この5年で、ボリュームを微妙に下げている。

そりゃそうだよ。

500円じゃ割が合わないぐらい大盛りだったんだもん。

今の量で十分だよー!

と、オバチャンは陰ながら応援していた。



で、新しいお店の話。

今日、きのこカフェに行く途中、いつものように前を通ったら、

なんと、500円に値下げしていたのだ。

それも、手書きで「500円」って紙に書いて貼っていた。



うーん。

それじゃだめなのよ。

安っぽすぎる。(笑)



値段のポップを舐めてはいけない。

「500円なのにこれだけのクオリティがあります!」

って感じを打ち出さなきゃお客さんは食いつかない。



ランチ天国の麹町で生き抜くのは至難の技である。

現に、以前よく行っていた、タイ料理のお弁当屋さんはなくなってしまった。

味も美味しくて値段も650円で平均ではあったけど、

すぐそばに同じような質と量のお店が出来たのだ。



お客さんは自然とそちらに流れる。

なぜなら、そのお店は、ビルの2階にあって目立たなかったから。

不利な立地条件をも上回る「売り」がないとお客さんは来てくれない。



この界隈で働く人たちは、たいてい、12時から1時までの1時間しか昼休みがないわけで。

その短い時間でサクッと買えて、

お値段も600円前後で、

お味も美味しい!

という、三拍子を兼ね備えなければ生き残れないのだ。



きのこカフェのように、おかずの豊富さと(特にお野菜)玄米ご飯は女子の心を鷲掴みにしている。

あと、中年以降の、体に気を使い始めた男性のお客さんも多いように見受けられる。

このターゲットを満足させることで、

きのこカフェは、麹町に定着できたのだ!

と、オバチャンは分析している。



今後、あの新人中華屋さんのお弁当がどんな展開を見せるか見届けたい。

っつうか、一度ぐらい食べてみないといかんな。

もしかしたら、めちゃめちゃ美味しいのかもしれんし。(笑)



どんなお店にも言えることだと思うけど、

店舗を構えるなら、まずは徹底したリサーチが必要だと思うのよ。

客層、時間帯、価格帯。

その土地のご飯屋さんの種類、数…

ランチ専門なのか、夜がメインのお店なのかetc..



その結果はきっと今後の売り上げに役に立つはず。



などと、偉そうに書いてみた。

きっと、どのお店もちゃんとリサーチはしているだろう。

素人のアタシがどうこう言うべきところではない。



ただ、オフィス街で働くものにとって、

「たかがランチ、されどランチ」なのだ。

忙しくて、何を食べても一緒…

なんていう風になりたくないから、

せめて、ランチタイムを楽しみたい。

そんなことを思っていたら、こんな能書きをたれちまった。(笑)



さてさて。

今日の丼お弁当はなんだろな。

そりでは、みなさまもステキングなランチを。
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