奇跡的に寝坊を回避。

6時30のアラームで目が覚め、お布団の中でストレッチをする。

20分後、スッキリ爽やか気分で本日がスタートした。



とりあえず洗濯だけは済ませてウチを出た。

バイト明けでおそらく声をかけても覚えていないだろうと思いつつも、むっくに声をかけてきた。

今日は初の宝塚ツアーでもあるが、むっくもイベントがある。



なおちゃんや、姉家族らと共に「鰻を食べる会」が企画されているのだ。

アタシも誘われたのだが、既に宝塚ツアーが決まっていたので、丁重にお断りをした。

みんみも仕事で残念ながら、パス。

我が家からはむっくのみの参加となる。



小さい頃は、

「お母さんが行かないなら行かないー！」

なんて言ってたのに。

数年前までは、

「姉ちゃんが一緒に行くなら行くー！」

って感じだったのにねぇ。



そうか。

ひとりでも行けるようになったのか。

ま、そりゃそうだ。

もう二十歳なんだから。

それに、何よりも鰻の威力は大きい。

っつうことで、奴も久々に姪っ子たちと盛り上がってくるだろう。



ここまでとても順調に来ている。

日吉までのバスもスイスイ。

菊名までの東横線もちょうど急行がやってきて、これまた運良く座れちまった。



新横浜駅内の新幹線改札もガラガラ。

多少、お土産屋さんや売店は混んでいるけど、びっくりするほどではない。



指定席を買ったのぞみ213号が来るまで、まだ少々時間があったので、

冷やかし半分でコーヒースタンドのベーカリーコーナを覗いてみた。

（あら？なんだか美味しそう。）

と、パンをご購入。



新幹線内で食べるつもりはさらさらなかったが、

お腹が空いてきていないわけでもない。

（どっちやねん。）

とりあえず、保険ってことにしておくか…

と、新幹線に乗り込んだ。



指定席はE席なので、窓側。

通路側の座席に黒のリュックがおいてある。

ん？これは、殿方がお隣なのかしら？

そんなことを思っているうちに、新幹線は静かに発車した。



しばらくすると、お隣の殿方が席に戻ってきた。

ジロジロ見るのは失礼だ。

でも、条件反射でちらりと見てしまった。



するとどうだろう！

めちゃくちゃカッチョええじゃない。

超イケメン君（外国人）。

いくつぐらいなんだろ？

まぁ、年下は200％確定だけど。(笑)

兎に角、顔の作りがアタシのどストライク。



いやぁー、参った。

緊張してきちゃったよ。

向こうはアタシのことなんぞ、1ミクロンも気にしちゃいないのはわかっている。

単に、アタシだけがドキドキしてるだけだ。(笑)



せっかく買ったパンも、この状況じゃ食べられるわけがない。

このイケメン君、どこまで行くんだろ？

まさか、新大阪まで？

あと1時間半弱もの間、あたしゃこの緊張感を持続せねばならんのか？(笑)



嗚呼、なんてこった。

まぁ、滅多にあることでもないし。

これは、開き直って笑うしかないな。

ははははははは。



ちなみに、普段から人見知りゼロで、

何処へ行っても、知らない人と話ができちゃうアタシであるが、唯一イケメンは例外である。

免疫がないから、目も合わせられんのだ。



こんな具合で始まった宝塚ツアー。

十二分に満喫してまいりマッスル！

そりでは、みなさまも、ステキングな日曜日を。