死ぬかと思った。

いや、ホントに死ぬとは思わなかったけど、本気でヤバいと思った。

ラボで仕事して、きのこカフェのお弁当食べて、また仕事してたら…



じわじわと胃のあたりが痛くなってきた。

アタシの腸はべらぼうに弱い。

すぐに壊れる。

だが、しかし。

胃が痛くなることは滅多にない。



（ん？この痛みは腸ではないぞ。）

流石に、胃の痛みと腸の痛みの違いはわかる。

その前に、朝からお腹の調子が悪かった。

だから、てっきり腸だと思っていたら、あららら、違うじゃんって感じ。



じーっと待ってみた。

痛みはどんどん強くなる。

これは、まずい。



腸が痛い時は、出せばどうにかおさまる。

だけど、胃はだめだ。

お腹を抱えて動けなくなった。

でも、仕事もせねばならん。

めちゃくちゃジレンマに陥る。



ちょっと落ち着いた頃を見計らって、大量の郵送準備をして、郵便局に行った。

そして、そのままドラックストアに駆け込んだ。



普段、薬を飲むことがないから、どれを買って良いかわからん。

こんな時は、CMに頼る一般消費者である。



ガスター10様をチョイスした。

初めて服用する。

ちょっと緊張。



ついでに、貼るタイプのカイロも買って、胃のあたりに貼ってみた。

30分経過。

痛み、変わらず。

むしろ、酷くなっている。



1時間経過。

仕事が手につかない。

ゆっくりと進めるが、前かがみになっていないと辛いので、パソコンに向かえない。



2時間が経った。

ふっと、胃のあたりが軽くなった。

（あれ？痛くない？）

どうやら、ガスター様が戦ってくれたおかげで、激痛大王は去っていったようだ。



（嗚呼、よかった。まじでよかった。）

何故に、それほどまでに治したかったのか。

それは、仕事終わりにまるめの予約を入れていたから。

どうしても、おいけの施術を受けたかったのだ。

今週の疲れを彼女のゴッドハンド＆ゴッドフットで癒されたかった。

でも、胃痛でヘロヘロの時に行くのもなんだかなぁーと。



だから、どんなことをしてでも治したかったのだ。

よかった。

ホントによかった。



で、まるめでのおいけの施術を受けてきた。

兎に角、アタシの身体はとてつもなく冷えていたらしい。

お尻から腿の辺りが特に。

後、背中の辺りも。



ハーブパットをあてながら、オイルで揉みほぐして頂いた。

生き返った。

これぞ、まさに地獄からの蘇生。



なんで、こんなことになったのかを検証してみた。

おそらく、ネイルをしてもらっていた時に、寒さがヒュッと身体に入ってしまったのではないかと言う結果になった。



QBネイルは自由が丘デパートの1階にある。

それも、出入口からかなり近い。

通路を背にして座るんだけど、コートを脱いじゃったんだよね。

膝にはブランケットをかけてたけど、背中と首の後ろはガラ空き状態。

特に首の後ろは大事だってよくなおこさんも言ってたんだよなー。



夏のクーラーや冬の寒さは首の後ろから入ってくるから、

ちゃんと守っていないとダメよ〜って、散々言われてたのに。

アタシときたら、おまぬけさん。



施術後に、あぐらをかいて座り、首の後ろを暑いタオルで温めて、

背中をパンパンっておいけが叩いてくれるんだけど…

なんか、身体の中に入っていた悪い気が出ていく感じがした。

「悪霊退散ーー！！」

てな雰囲気。



終わってから、おいけにその事を伝えたら、ホントにそういう意味でやってるんだって。

びっくりした。

気って、首の後ろから入って、背中の上の方から出ていくんだと。

ほっほー。

また、ひとつお勉強になった。



おいけは、マッサージの本場、タイでもお勉強してきているから、バラエティーにとんだ施術をしてくれる。

次回も楽しみだ。



あと、今日はマッサージでも使っている、特製のハーブパットも購入してきた。

完全受注生産なので、だいぶ前に予約しておいたんだよね。

ハーブパットについては、また今度お話しよう。



そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。