久々に働いた感あり。

ウチに着いたら、10時を回っていた。

むっくは既に帰宅しており、ウチにあるもので晩ご飯を済ませていた。

もちろん、我が家のルールを守り、洗い物はちゃんとしてあった。



火曜日は公休なんだけど、今はお歳暮時期だから超繁忙期らしい。

今日は、休日出勤でがんばってきたご様子。



「次のお休みは明日？」

「ううん。明後日。23から25日がヤバいみたい。」

「おぉー。そうなんだー。キツイね。」



（よし！お疲れむっくを労って差し上げよう。）

自分もへろへろだったけど、とりあえず、1パック4枚入り=80キロカロリーの五穀クラッカーでお腹を満たし、キッチンに立った。



しばらくすると、テレビを見ていたむっくがおもむろに、

「疲れたわ〜。

今日はシャワー浴びて即寝る〜。」

「うんうん。それがいいよ。」



キッチンで行っていたのは「明日のお弁当作り」だ。

奴のテンションが上がるのは言わずもがな「カレー」である。

だが、しかし。

今からカレーを作る元気は流石にない。

なので、次にテンションが上がるものといったら、これしかない。



「３色丼」。

ちゃちゃちゃっと作りましたがな。

20分でおかず作って、残りの20分ちょいで洗い物と洗濯物たたみ諸々を片付けて、

終わった頃にご飯が炊けて、お弁当箱に詰めて完了。

コレを冷蔵庫に入れておけば、あとはむっくが勝手に持っていくという流れである。

食べる時はレンジでチン！

完璧だ。



シャワーから出てきて、アタシがまだキッチンにいるのに気づいたむっく。

嬉しそうに聞いてきた。

「もしかしてお弁当作ってくれているの？

あっ！３色丼！？」

匂いでわかってしまうとは。

アッパレ、食いしん坊。



むっくが自分の部屋に引っ込んだ後に出来上がったので、LINEでお弁当の画像を送った。



すると、お返事が来た。



よかった、よかった。

喜んでくれて。

むっくよ、これが母の愛なのだよ。



いつも自分でお弁当を作ってるから、たまーにアタシが作るとかなりの熱量で感謝してくれる。

学生時代は当たり前だったのにね。

奴も大人になったってもんだ。

めでたし、めでたし。



そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。