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yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
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昨日のこと。

意地で在宅勤務に持ち込んだ。

この日のために、昨日、一昨日と死ぬ気で働いた。

何故ってね。

みんみがウチに来るから。笑



元住吉のAshの帰りにウチに寄り、一緒にお昼ご飯を食べ、夜は明治座へ行って、みっちゃんが座長を務める「ふたり阿国」を観る!

これが、花金の楽し過ぎる計画だ。



予想通り、ちらちらと仕事が降ってきた。

多少バタついたが、どうにか終えてウチを出た。

若干、道に迷いつつ(笑)人形町駅から明治座に到着。



だってさー。

今まで、浜町から行ってたんだもん。←言い訳

おかげで、鳥忠の卵焼きをみんみに買ってあげることが出来たので結果オーライさ。



やっぱり、「ふたり阿国」はいい。

みっちゃんはいい。

坂元健児さんもいい。



今回は、以前見た時に惹かれた、メインキャストではないひとりの女優さんに注目し、追い続けた。

兎に角、ダンスがキレッキレ。

そして、目力が半端ない。



前から2列目の良席をファン会よりお手配頂いたので、マイクの歌声だけでなく、地声も聞き取れる。

お歌もとても上手い。



幕間休憩の際、すぐにみんみに彼女のことを芸能人に例えて伝えると、すぐにわかってくれた。

「いとうあさこさんとニッチェの江上さんを足して、めっちゃ痩せさせた感じの人!」

と、伝えたのだ。笑



「わかる!ダンスにキレがあって、目ヂカラのある人だね!」

全くもって、アタシと同じ感想を口にした。

無性に嬉しかった。



そして、舞台を楽しんだだけでなく、例によって例のごとく、記念撮影にも燃えた。



調子こいて、コラージュしてみた。

毎度の事ながら、大爆笑しながらの撮影会は、この上なく楽しい。



だが、しかし。

こんな楽しい時間の前に、アタシはみんみから衝撃の一言を食らっていた。

それは、昼食後、アタシは仕事が一段落し、みんみが「なつぞら」の昨日と今日の分を見終わった頃だった。



朝ドラ「なつぞら」のことをふたりで話していた。

主人公であるなつが、人に対して怒れないのは、何も望んでいないから。

自分の置かれている状況をもっと良くしたいとか、幸せになりたいとか、欲望を叶えたいからこそ人は怒る。

でも、なつは、そんな希望をもてないほどに人生を諦めているんだと。

そんなようなことを「おじいさん」は言う。

このことを踏まえて…



「なっちゃんがが怒れない感じ、わかるんだよねー。私もそうだから。」と宣ったのだ。

「え?」

あたしゃ、そのまま絶句した。



みんみがアタシに対して反抗的になったのは、忘れもしない中学生時代だった。

俗に言う、反抗期。

ただし、たった半年間で終わった。

こばちゃんが亡くなった翌年の、ほんの一瞬のことだった。



しかも、自ら、

「私、もう反抗期辞めます。疲れるだけだから。」

そう宣言してきた。



おいおいおい。

みんみってば、あの頃から、全てを諦めてしまっていたの!?

ハンマーで脳天を殴られた気がした。



アタシの自由で好き勝手な言動を、いつも笑って受け入れてくれていたのは、そういうことだったのかい?

思いっきりショックを受けているアタシに、

「いやいや、諦めているっていうより、私はこうなりたい!みたいな、熱い情熱がないだけだから〜。」

と、優しく微笑みながら言う。



確かに、アタシが歌劇やbambooさんに熱を上げ、遠征で地方に行ったり、

好きなものを見つけてはコレクターと化したり、

Ingressにハマってあちこちに飛び歩いたり…

多岐にわたり夢中になっているアタシを見て、

「お母さんの行動力って凄いわ〜。」

と常々言っていた。



むっくが、中学、高校時代とバレーに打ち込んだり、

仲間たちと文化祭でダンスに燃えたり、

体育祭でも活躍したり、

仲良したちと旅行しまくったり…

そんな姿を見て、

「私がやらなかった『ザ・青春』をむっくは全てやってくれたわ〜!」

と言っていた。



みんみよ、もしかして、貴方は全てを諦めていたの?

それとも、全てを超越して、達観してたの?

そんなみんみの言動は、こばちゃんとぴったり重なる。

ホントによく似ている。



でもね。

アタシから見るみんみは、中高と音楽部(管)でゼロから始めたアルトサックスをきちんと自分のものにしていた。



「マラソンと勉強とどちらかを選ばなきゃいけないと言われたら迷わず勉強を選ぶ!」と豪語した彼女は、一発で志望大学に受かり、やっすい学費で家計を助けてくれた。



一橋では「コギト」に参加した。

(若干、アタシが誘導したけど。笑)

演劇の楽しさを覚えた彼女は、裏方としても演者としてもキラキラ輝き、なっきーと出会い、素敵な恋もした。



そして、今、仕事場では会社に必要とされ、やるべきことを全うしつつ、なっきーとの結婚生活も順当に送っている。



傍から見れば、それはとても幸せな状況に見える。

でも、人それぞれ思いは千差万別。

同じアタシの体から生まれてきたけど、みんみとむっくは明らかに別の生き物だ。



もしかしたら、みんみは心の奥底に、「自分を燃やす何か」を封印してしまったのか。

いつも冷静で、滅多に感情を爆発させない。

そんなみんみにあたしゃ頼って甘えてこの14年を過ごしてきてしまったのだろうか。



そんなこんなを一気に妄想していたら、突如、母の日のプレゼントを頂いた。

去年に引き続き、なっきーとむっくの3人からの贈り物。



一昨日のブログを読む前に買っておいてくれたんだと。笑

去年の経験から、スタバカードは外したらしい。

アタシが業務連絡をするまでもなかった。



「お母さんの趣味に合うかなぁ〜?」

と、心配顔だ。

開けてびっくり!!

めちゃくちゃアタシ好みでないかーい!!

っうか、フレッシュネスバーガーじゃーん!!

昨日まるめの帰り、渋谷でお店の前を通って、

「久々に食べたいなー!」って思っていたところだった。



「Niko and…」と「フレッシュネスバーガー」のコラボ商品なんですと!

ステキングすぎる。

兎に角、あたしゃ食べ物屋さんのロゴが入った商品に目がない。



まずは、サコッシュ。

この手の生地感のがガチで欲しかった。

クリアホルダは常に集めているし、使いまくっている。

マステは、言わずもがな、アタシのコレクションアイテムの中で「旬」真っ盛り。

ボールペンも、バッグに入れておくように可愛いのを探していたところだった。



なに、なに、なに?

みんみは能力者なのか?

そうなのか?



でも、母の日にはちと早くね?

「みんみ、ホントに嬉しすぎるわ。でも、1ヶ月早いね。(笑)」

「え?母の日って、次の日曜日でしょ?」

「いや、今、4月だから。母の日は来月ね。」

「あああああああーーーー!!」



大勘違いをしていたらしい。

仕事上、先取りでイベントを組んでいるため、企画も店舗内もすっかり母の日仕様になっているんだって。

だから、みんみにとっては、すっかり母の日モードになっていたらしい。

販促担当の哀しいサガなのかもしれん。笑



兎に角、そんなお茶目でドジっ子なところもみんみなのだ。

中学生で人生を悟り、達観し、母親を超越してしまったみんみは今後どんな人生を歩んでいくのか。

今更、親としての威厳を得たいとか、そんなことはさらさら思っていないし、どだい無理だ。



ただ、メラメラと情熱を燃やさなくとも、穏やかで楽しいと思える時間を過ごしてもらいたい。

それを祈り、願い、見守るのが、母であるアタシの務めだ。



もちろん、みんみだけじゃなく、むっくやなっきーのこともね。

3人とも、プレゼント、ほんにありがとう。

そして、ありがとう。



全く、みんみというお人は。

ほんに凄いお方だよ。

この子を産んだことはアタシにとっての奇跡だ。

そう思える自分が愛おしい。←史上最強の自分肯定人間。怖っ。



ほんに、幸せな人生だ。

来週から始まる鬼のように忙しい仕事のスケジュリングもどうにか乗り越えられる気がしてきた。

だって、今までもそう思ってここまで来たんだから。



今日は速水一族全員集合で「しゃぶしゃぶを食べる会」を開催する。

これは、ひとえになおこさんのおかげ。

大蔵省(古っ)であることも大きいけど、何より、彼女が元気でいてくれることが、開催できる最大のポイントだ。



大いに楽しんでこよう。

そりでは、みなさまもステキングな土曜日を。


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無題
みんみちゃんやむっくくん
ブロクで拝見するだけですが
とても良いお子さんたちに
恵まれて羨ましい限りです
(*´ー`*)
これもひとえにいずみさんの
人となりに依るものだと
自慢して下さい!(* ̄ー ̄)
ひいろ URL 2019/04/13(Sat)13:34:49 編集
無題
> ひいろさん
我が家の場合は、反面教師の賜物です。笑
いやいや、笑い事ではなく、ほんとに。
みんみの場合は、あの子の持って生まれたモノが大きいのではないかと、心底思います。
あたしゃ、恵まれておりますな。
くま URL 2019/04/13(Sat)13:49:15 編集
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