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yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
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火曜日の夜中、みんみがバニラちゃんでやってきた。

水曜日、アタシは朝から晩まで働いた。

びっくりするぐらい頑張った。



何故なら、本日、みんみと宝塚@夜の部を見に行くため、

ラボでやらなきゃならんことを全て終えて、木曜日は在宅勤務にする。

でもって、夕方におウチを出て日比谷に宝塚大劇場に行きたかったから。



たまにだけど(笑)、あたしゃ目標を定めると凄い力を発揮することがある。

今日がその日だった。

お掃除は諦め、朝の7時から業務に取り掛かった。

それはそれは、素晴らしいぐらいの集中力。



「お母さんはえらいなぁ〜。」

みんみが感心していた。

彼女も仕事を持ち帰っていた。

が、生憎、体調がかんばしくなく、ソファで死んだように眠っていたのだ。

宝塚にどうしても行きたいので、体調を優先したというわけだ。



体調がよろしくないと言っても病気ではないので、食欲はある。(笑)

お昼ごはんは二人でラーメンを作って食べた。



久しぶりすぎるふたりごはん。

嗚呼、幸せだ。



食後は再び仕事に戻り、どうにか予定通り4時半にウチを出ようとしたその時だった。

むっくが帰ってきた。

開口一番、

「駅まで送ってぇ〜♪」

と甘えてみた。



「えぇぇぇ――――!今帰ってきたのに…。ま、いいか。」

しぶしぶ承諾してくれるむっく。

「アタシが居るから、OKしてくれたんだよ。ふふふ。」

みんみが耳打ちしてきた。

やはり、むっくにとってもみんみの存在は偉大なようだ。(笑)



今日で8回目の「GUYS & DOLLS」である。

みんみと一緒に見られると思うと、今までの400倍ぐらい気持ちがウキウキしていた。

一応、パンフレットを見つつ、前情報を彼女に伝授し、

みっちゃん以外にも、若手でこの子がいいよとか、

この場面は一押しだよ!とか、見どころをご教示した。



いよいよ、幕が上がる。

「あっ!そうだ。緞帳の写真撮っておきたかったんだよね!」

そういって、あいぽんを構えた途端、緞帳が上がり始めた。



なんと、中途半端な画像。

「これはこれで、貴重な瞬間だよ!」

相変わらず優しいみんみは、慰めの言葉をくれた。

ありがてぇ。



一幕が終わって、早速みんみと感想を語り合う。

思いの外、みんみは落ち着いている。

「あんまり好きなタイプのお話じゃなかった?」

「ううん。めっちゃ好き。凄くいい!」

「あんまり興奮してないみたいだからさ―。」

「抑えているの。(笑)ほら、仕事のことが気になって…

今は、舞台に集中!って思うんだけど、なかなか仕事が頭から離れなくて。」

「それ、わかる!だから、アタシ、幕間に会社のあいぽんの電源は入れないことにしたんだ。

メール見ちゃったら、また仕事に引き戻されるから。」

「だよね!アタシの場合、プライベートのスマホに連絡がくるから、避けられないんだよね。」

そういって、会社の同期からのLINEを読みながら大爆笑していた。

トラブルのLINEじゃなくて、何やら笑えることだったらしい。

よかった、よかった。



そんなこんなで興奮の舞台は終了した。

「トップの羽を背負ったみっちゃんを見たら、泣きそうになっちゃった!」

「だよね、だよね―――!アタシも全国ツアーの時、毎回泣いたもん!」

こうやって、みんみと宝塚を共有できるのは嬉しいことこの上ない。



「アタシね、今の宙組も気になっているの。」

「おっ!奇遇!お母さんもだよ!」

「お母さんが面倒くさくなかったら、次の宙組の公演に行きたいな〜♪」

「よっしゃ!友の会で申し込んで差し上よう!!」

「ありがとう―――!」



またこれで、みんみとのお楽しみが計画される。

お母さん、嬉しすぎて涙がちょちょぎれるよ。

チケット、取れるといいね。



帰りの電車も二人でずっとおしゃべりに興じた。

最終バスにもギリで間に合って無事に帰宅。

明日は、朝の8時から避難訓練があるらしく、今夜中に戻らねばならないみんみ。

冷凍モノやら、常温モノやら、美味しいモノたちをパッキングして、お帰りの支度である。



「じゃ、運転気を付けてね!」

「うん!」

「着いたらLINEしてね!起きてるから!」

「寝てていいよ―。」

「いや、心配だもの。」

「わかった―――!また来月ね〜!」

(今回はカラーリングだけだったので、来月はカットをしに、またAshに行くらしい。ww)



誰もいないウチに戻り、仕事のメールをチェックしようとした。

(ちなみにむっくは飲みに行っている。)

「あ”――――――――!!!」

思わず、叫んでしまった。



あいぽん置き場にみんみのあいぽんが充電されているじゃないか―!

えらいこっちゃ!!!

焦った。めっちゃ焦った。



連絡をしなくちゃ!

いや、みんみに電話したら、ココにあるあいぽんが鳴るだけだよ。

ん?あたしゃどうしたらいいんだ?

リビングをぐるぐると歩き回りながら考える。

いいアイデアが浮かばん。



そんな時は、相方だ。

奴に電話した。

すると、彼は言った。

「待つしかないよ。きっと、みんみのことだから、途中で気づいて戻ってくるよ。」

「そうかなぁ―。守谷のインターでおトイレ休憩するって言ってたから、

そこに着くまでは携帯を見ないんじゃない?

守谷まで行ったら、日吉に戻ってくるなんてことしないだろうし。」

「そうだよな。じゃ、明日の朝一で俺が届けようか?」

「いやいや、それは大丈夫よ。仕事に行く前にアタシが届ける。

で、そのままラボに行くよ。

ああああああ―――――!連絡来ないかな――――!」

「まぁ、兎に角落ち着きなさいな。」

「う…うん。」



しばらくすると、「ガチャガチャ」と、ドアの鍵が開く音がした。

「みんみだ―――――!!」

インターホンの画面でみんみが笑っている。

「えらいね!よく気付いたね!!ホントによかった!」

「へへへへ。スマホ忘れちゃった。」

「どこで気づいたの?」

「日吉駅あたり。」

「いやぁ―ほんによかった!

忘れ物はない?って聞けばよかったよね!ごめんね。」

「お母さんは全然悪くないよ。

アタシね、充電のコードをさした時点で、

『スマホ忘れちゃうかもなぁ〜』って思ったんだよね。

本当に忘れちゃった!ははははは。」



おいおい、何を暢気なことを言っているんだよ。

でもよかった。

守谷まで行かなくて本当によかった。



そして、2度目のお別れをして今に至る。

アクシデントはあったが、夢のような楽しい48時間を過ごせた。

が、しかーーーーし。

人生楽しいことばかりじゃない。



実は、さっき、むっくの仲良しのこもくんから連絡があった。

むっくが潰れたらしい。

彼女のちゆちゃんも一緒なんだと。

みんなで、介抱しているところだから心配しないでくださいね…って。



おいおいおいおいおいおい。

むっくちゃん、やっちまったのだね。



以前、一度だけ大変なことになったことはあるが、

たいてい、彼は介抱する側と聞いている。

いったい、何があったんだ?



いつも鍵をウチに忘れるむっくなので(笑)

その辺のことを伝えるために、こも君はわざわざアタシに連絡をしてくれたんだと。



その後、こも君とちゆちゃんにごめんね、そしてありがとうね!と、LINEをしたら、

二人とも、とっても優しい言葉を返してくれたよ。

本当にいい友だちと彼女を持って、むっくは幸せだ。

っつうか、なんでそんなになるまで飲むかなぁ〜。



いや、待てよ。

自分のことを思い出そう。

人のことは言えない過去を多々持つアタシである。

蛙の子は蛙ってことか。



こも君、ちゆちゃん、ほんに感謝です。



ということで、みんみが茨城に着くまで、

そして、むっくが無事に帰宅するまで、あたしゃ眠れぬ夜を過ごすことになりそうだ。

ま、とりあえず、お風呂にでも入ってくるかな。



幸せの余韻を楽しもうと思ってたんだけどなぁ〜。

あ、今、ちゆちゃんから連絡が来た!

むっく、目を覚ましたらしい。

今から帰るって。

地元だから、歩いて帰られる距離でよかったよ。



これからやってくる忘年会シーズン。

みなさまは、決してお酒に飲まれることがありませんように。

もちろん、自分自身にも言い聞かせておりますです。(笑)



さらに、みんみからもLINEあり。

無事に着いたそうな。

よかった、よかった。



そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。




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