今日は、11月7日。

こばちゃんのお誕生日である。

生きていたら58歳か。

なかなかの年齢である。



と、こばちゃんのお誕生日のことを書こうと思っていたが、東横線内で隣に座った男の子と、

その正面に立った女性とのやり取りが興味深すぎて文章が打てん。



スマホを打つふりをして、めちゃくちゃ聞き耳を立てるアタシ。笑

どうやら、2人は親子ではないらしい。

そして、とてもお育ちのいい感じ。



というか、めちゃくちゃ「教育」を受けている感じ。

女の人は彼の教育係なのだろうか？

二人とも身につけている服もバッグもきちんとしている。

が、ブランドで固めた感ではなく、慎ましさを醸し出してる感がある。

実際はめっちゃ高価なのかもしれないけど。



電車の中でのマナーも上手に伝えている。

やや飽きてきた坊やと手遊びをしたりおしゃべりををしているのだが…

その手遊びが超古典的。

ずいずいずっころばしや、おせんべやけたかなとか。



思わず盛り上がって大きな声を出しそうになると、

「この遊びは楽しくなっちゃうと大きい声が出ちゃうから、違うことをしましょうか？」

と、うまく回避する。



「うるさくすると叱られるよ」ではなく、

「電車の中では騒いではいけないのよ。」と諭している。

うーむ。

完璧すぎて怖い。



どうやら、これからお受験的な何かに向かうのではないか？と思われ。

坊やよりも女性の方が若干緊張している様子なのだ。

坊やもさしてわがままを言わず、女性に対して、席を譲ろうとしたりして、信頼関係も成り立っているのが凄い。



ただ如何せん、なーんか鼻につくんだな。(笑)

なんだろ？この感じ。

なんていうかなぁ〜。

自然じゃないんだよ。

昔の手遊びも、知っていることで得点に結びつくから…という匂いがして仕方ない。



彼らにとっては自然なんだろうけど、

アタシから見ると、

（物心着く前から教育を受けていたんだろうなぁ〜）

という気がしてしまう。



ラボのそばにも幼稚園児が通うお受験用のお教室があるのだが、

ガラス越しにきちんと座って先生のお話を聞いている子どもたちを見ていると、不気味な感じがしないでもない。



中目黒で彼らは降りていった。

日比谷線に乗り換えるのか、はたまたJRなのか。

おそらく、日比谷線だな。

あっちには、有名な私立が沢山あるもの。

アタシの妄想は尽きないが、彼らのために幸運を祈ろう。



そうそう。

お誕生日よ。

今日は、ラボ出勤だし、むっくも帰りは遅いだろうし。

せめて、ケーキでも買って帰るか。



こばちゃんの好きだったモンブラン。

確か、モンブランが好きだったはずなんだけど…違ってたら申し訳なさすぎる。

お酒も甘いものも辛いものもOKだったことはあっているはず。



今風のオシャレなのじゃなくて、↑↑↑みたいな、ザ・昭和的なモンブランがいいなぁ。

東急が閉まる前にサクッとお仕事を片付けてしまおう。



そりでは、みなさまもステキングな水曜日を。