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yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
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そろそろ仕事を終えようとした夜の9時ちょい前。

宝塚仲間のグループLINEが入った。

一瞬、目を疑った。

(みっちゃんが退団ですと?)



確かに、次のバウホール、そして、その後の大劇場公演で卒業になるんでないかと、噂には聞いていた。

(せめて、来年の春までは続けて欲しい。)

そう、あたしゃ願っていた。



何故なら、年末のTCAスペシャルが見たかったから。

(TCAスペシャル=5組のメンバーが集結する超ステキングなイベント)

昨年のTCAは、他のイベントとかぶって行けなかった。

今年こそは行こう!!

と、思っていたのでかなりショックである。



もちろん、みっちゃんが決めたことである。

ファンとしては、どんな時でも全身全霊で応援する。

退団後、ミュージカルや舞台…

もしかしたら、ドラマや映画のお仕事をされるかもしれない。

逆に、芸能界自体からも卒業して結婚という道を選ばれるかもしれない。



みっちゃんの人生である。

ファンのアタシがあれこれ言うべきことじゃない。

……って、頭ではわかっている。

だーけーどー。

寂しい。寂しすぎるのだ。



頭の中は真っ白。

体中の力が抜けて、へなへなと崩れていく感じ。

宝塚の大劇場の舞台で、男役のみっちゃんを見られるのはあと2作品ってことか。

(この間宝塚で観た演目が東京に来るのと、秋の卒業公演。)

嗚呼、なんなんだ、この虚無感は。



思い出そう。

昨年、全国ツアーのプレお披露目の「大海賊」。

みっちゃんが大きな羽を背負って大階段を降りてきたあの神々しい姿を。

あの時の喜びは、計り知れないものがあった。



専科に異動して、もうトップになることはないと200%思っていた。

なのに、トップという頂点を極めた晴れの舞台を大きな拍手で迎えることが出来たのだ。



もう少しだけでいい。

経験豊かなみっちゃんから、組子たちにいろいろなことを伝授して欲しかった。

相手役のふぅちゃんは、今、どんな気持ちでいるんだろう。



それこそ、彼女のみっちゃんに対する尊敬の念や想いの深さは物凄いものがある。

ファンのアタシでさえこんななんだから、

ふぅちゃんなんて、とんでもないことになっているんでないか?

と、アタシが心配しても仕方ないか。



あの2人のデュエットダンスは、本当に素敵なのだ。

アタシがすべきこと。

それは、これから観る公演のひとつひとつを大切に鑑賞すること。

心にしっかりと刻みつけなくてはな。



そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。


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