流石のむっくも緊張していたのだろう。

あの(笑)むっくが自力で起床。

そして、なんとアタシを起こしてくれた。

昨日の夜中のうちにYシャツのアイロンかけは完了しておいたので、



寝ぼけながら

『アイロンかけてあるよー』

と、言った記憶がある。



『ありがとねー。』

と、むっくが答えてくれた気がする。



その後、あろうことかアタシはまさかの二度寝。

で、次に目覚めたときは、

もうすぐむっくがウチを出るというタイミングだった。



元来、我が家の面々は早めはやめに行動する。

ま、時には例外もあるけれど。

初めて白金キャンパスに行くむっく。

入学式が始まる二時間前にウチを出るつもりらしい。



おいおい…そこまでするか？

と、思ったが、何があるかわからん。

そのまま何も云わないことにした。



緊張のためか、若干イライラしている奴に追い討ちをかけた。



『写真撮って良い？』



『あ…うん。』



卒業式の時とは真反対の反応。

でも、ここでめげてはいけない。

一生に一度しかないこの瞬間を是非とも撮りたい。



無理強いした。(笑)





硬い。

硬すぎる。



さらにわがままを言って、外でも撮らせてもらった。





ありがとう、むっく。

昨日、友達に教わったネクタイの結び方。

ちゃんとできてるよ。

お母ちゃんは、未だにできん。w



撮影後、彼はひとり入学式へと向かった。

奴の緊張はアタシにも飛び火した。

胃が痛い。(笑)



何とも言えぬ気持ちを抱えたまま、

余録書きをし、洗濯物を干し、

朝食を食べて、今、電車に揺られている。



出がけにあまりの胃の痛みに耐えきれず、胃薬を飲んじまった。

アホやな。



で、これまた我慢しきれずむっくにlineしちまった。

スルーされるかと思いきや、

『ついたよー』

と、小学生のようないつもの平仮名の返信あり。



嗚呼、よかった。

ガチでホッとした。

こんなんじゃ、脱過干渉への道は険遠いな。(笑)



さて。

むっくが無事に今日をクリアーできると信じ、

アタシもアタシのやるべきことをやろう。



みんみも、今日から連続で面接があるらしい。

きっと大丈夫。

ウチの子供らはやる時はやる子たちだ。

自信を持って言おう。



『自慢の子供らです。』



反面教師として、ここまでこれてホントによかった。(笑)

ふたりにはただただ、感謝である。

貴方たちがいてくれたから、

アタシは今もこうして生きていられるのだよ。





そりでは、みなさま、ステキングな火曜日を。