今、アタシの脳内は興奮のルツボと化している。

「SOS」を受け止めてもらうべく、あたしゃイレギュラーで電話予約をしてまるめに向かった。

そして、担当してくれたのは笑顔が可愛いのむさん。



「よろしくお願いします！」

「あ、はじめまして。こばやしです。」

「ふふふ。私ははじめましてじゃないんです。金曜日に何度かおみかけしているんですよ〜♪」

「まじっすか！？いやはや、うるさくてすんません。」

「いえいえ。私、こばやしさんのキャラ大好きなんです〜。」

なんて、ええ方なんだ。



いい雰囲気でスタートした。

そして、施術の前の足湯で足を揉んでもらった時に衝撃が走った。

（あっ！！こ、これは！！）

初めてOちゃんにマッサージしてもらった時と同じ感覚が蘇った。



ふつふつと期待度が高まってくる。

施術を始める前の、

「それでは90分よろしくお願いします。」

の言葉もOちゃんと同じ。

うんうん。なんか、めちゃくちゃ好きだー。



突然だけど、まるめって自由なお店なんだよね。

スタッフそれぞれの個性が溢れ出ている。

だから、その人その人でやり方が全然違う。

最初のあいさつから、やり方、お見送りまで、みんな感じはいいけどタイプが違う。

Oちゃんがいなくなってからは、その違いを「面白い」と味わってきた。



で、のむさんに話しを戻そう。

彼女の施術が始まり、その一つ一つがまさに「ビンゴ！」と体の中にハマっていく。

手のあたり具合、足踏みの圧、ツボの抑え方、アロマオイルの流し方、ストレッチの仕方…

初めての担当と思えないほど、ピタッとくる。

途中、あまりの気持ちよに落ちてしまい、

自分のいびきで目覚めるという、なんとも恥ずかしい状況にも陥った。



後で聞いたら、彼女は元々アロマ系で働いていたらしく、

アタシみたいな、肩と首がガチガチで、足がむくみがちで、体が硬い…こんなタイプのお客さんを大勢施術していたそうな。

さらに、お母さんがすべり症なので、アタシの痛み具合も熟知していた。



肩と首がガチガチタイプの人って、体の部位によって圧のかけ方を変えないといかんのだと。

確かに、アタシも全部同じ押され方でやられるのは非常に辛い。

「とても繊細な体なんですよね。」

そんな風に仰っていた。



途中途中で、圧の具合を聞いてくれるんだけど、ほぼほぼ彼女の力加減で大丈夫ってことにも驚いた。

きっと、今までの経験が絶妙な圧の入れ方を生み出すんだろう。



あっという間に施術が終わった気がした。

すっきり感と気持ちよさ感がミックスした感じ。

思わず、

「ホントにホントに気持ちよかったです。

今日来て本当によかった！」

心からの言葉を伝えた。

「そう言ってもらえてうれしいです！」

のむさんも嬉しそうだった。



お会計後、今後は彼女を指名させてもらうことにした。

ただ、彼女は金曜日の夜は入っていないんだと。

残念無念。



なので、毎月のシフトに合わせ、のむさんが確実に入る水曜日か日曜日に、月に2回の予約を入れることにした。

毎週お願いしたいところだけど、やっぱり、お財布とも相談しなくちゃいかんからさ。

そこまで贅沢はできん。(笑)



とりあえず、今月は水曜日の夜の予約を入れた。

水曜は何かと忙しいけど、20時30分からの予約なのでどうにかなるだろう。

っつうか、その分早くラボに行けばいいんだよ。



嗚呼、嬉しい。

嬉しすぎる。

のむさんに出会えた奇跡に乾杯。



今日、｢どうしてもまるめに行きたい！」

と思ったのは、本能がのむさんとの出会いを導いてくれたんだな。（たぶん）

大げさに聞こえるだろうけど、それぐらいアタシには凄く大きいことなのだ。



アタシね、うつ伏せに寝ると左にしか向けなかったのよ。

施術後にのむさんが、

「こばやしさん、始まる前に左肩が辛いっておっしゃってたでしょ？

そうい方って、左に向きがちなんです。

で、呼吸もしづらそうだなぁって…。

でも、首周りを流しているうちに、スッと息を吐いたから、『あ！呼吸が通った！』

って嬉しくなったんですよ〜。」

と言っていた。



そうなの！その通りなのーー！

途中から息をするのが楽になったのだよ。

首のこりのせいで、脳に酸素が行ってなくて頭痛を引き起こしていたのかもなぁ。



全てのこりがなくなったわけじゃないけれど、さっきまでの重苦しさはスッキリと消えた。

首もちゃんと左右に動くようになったし。(笑)

もうね、のむさんに出会えた今のアタシは、バラ色の世界にいるのと同じ。



今日からあたしゃ、毎月2回、彼女に会うために働く！

と言っても過言でない。（ガチ）

なんてステキングな火曜日なの〜♪

…浮かれポンチ120%のアタシである。



嬉しさのあまり、まるめの看板を撮ってみた。

次回を楽しみに今夜は眠ることにする。



そりでは、みなさま、今度こそ…

今夜もステキングな夢を。(笑)