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yaplog!が終わってしまうので、「新・くまのひとりごと」(2012年12月31日から2019年8月5日まで)をココに保管することにしました。
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本日の題名。

誰の台詞だかおわかりだろうか?

この言葉の後に続くのは、



「・・・観るのは大好きなの!」



これで、わかるかな―。

「今日の試合が大事」そう言えばわかるよね。

そうです。サッカーのこと。



そして、こんな気の抜けたことを本気で言うお方は一人だけ。

くま母なおちゃんである。w



今日のアタシは、朝からお弁当作り、洗濯を済ませた後は、

予想外のメールラッシュで、

あっちゃこっちゃと連絡を取りまくり、

それに伴い、発生したお仕事をこなしていた。



途中、仕事とおウチ用の買い出しにも出かけ、

かなり精力的に活動をした。



あっという間に夕方。

仕事もひと段落つき、

続きは明日だな―。

ダイソン君でもかけようかな―。



と思ったが、今の今までず――っと黙っていたことに気付いた。



(誰かと喋りたい)



時計を見たら6時過ぎだった。

仕事をしている友人たちにとってはまだ中途半端。

主婦仲間にとっては、夕飯作りの真っ最中。



ってことで、アタシのおしゃべりの餌食として選ばれたのがなおちゃんだったのだ。



喋る、喋る。

それに嫌な顔をせず(見えないけど)、

うんうんと聞いてくれるなおちゃん。

嗚呼、親って素晴らしい。



散々喋っている間、気になったことがあった。

彼女の後ろで流れるテレビの音である。

かなり、大きい。

いつもなら、電話中は小さくするのが常である。



思いっきりしゃべり倒したアタシは



「ごめんね―。こんな時間に長電話して。」



「大丈夫よ。ちらちらテレビ見ながら聞いてたから。w」



「なぬ?」



「ふふふ。ごめんね―。

だって、今日は大事な試合なんだもん。」



「試合?あ――――!サッカーか!!」



「そうそう!!あなたは見ないの?」



「(´ε`;)ウーン…

サッカーはそんなに興味ないかなぁ―。」



「あららら。面白いのよ!!・・・ルールはわからないけど。」



「えぇぇぇえええ!?ルールがわからないのに見てるの?」



「そうよ。でも、今出場している選手、全員顔も名前もわかるの!」



「すごすぎる!」



「パパにも『ルールはわからなくても、観てるだけ面白いわよ!』って

いつも言ってたのよ。」



「で、パパはなんて言ってた?」



「『僕は喜んで観ている君を見ている方が面白いよ。』って言ってた♪」



「おぉぉぉ!流石、元祖ラブラブ夫婦だ。」



そして、その後、アタシもテレビをつけて試合を観戦しつつ、

なおちゃんからプチ情報をゲット。



ホンダ君は20歳ぐらいで結婚したとか、

ロシアからかわいい子供も来てるとか。

香川を知らないなんて、信じられな−−−い!とバカにもされた。



兎に角、オーバー80恐るべしである。



後半戦に入るちょい前に、むっくが帰宅。

電話を切り、お手軽夕飯を二人で食べながら、試合観戦を楽しんだ。



むっくは、ルールをとてもよく知っている。(笑)

っていうか、けっこう得意な分野である。

小学生時代、サッカー習ってたしね。



「ねぇねぇ、今のはなんでファールなの?」



「相手に手をかけたからだよ。」



「ファールを何回かするとイエローカードが出ちゃうの?」



「ううん。ファール1回でもイエローカードが出されたりするよ。

ただ、イエローを2枚出されたらレッドカードが出て、退場なんだ。」



「ふ−−−−ん。そっか―。」



「フリーキックってファールがあったところから蹴るの?」



「そうだよ。」



「じゃ、ゴールからめっちゃ遠い時もあるんだ!」



「う…うん。(苦笑)」



「あ―――!なんで、今のはコーナーキックなの?」



「相手選手に当たってボールが外に出たからね。」



「なるほど。よく見てるな―。」



こんな小学生以下の質問にむっくは嫌な顔一つせず

懇切丁寧に教えてくれた。



そして、後半も後半。

まさかの、オーストラリアにゴ―――ル!

二人とも、心臓が痛くてたまらなくった。



バクバクしながらも目はテレビにくぎ付け。



「やばいよ―!時間ないよ―!」



むっくも興奮している。

そこで、なんと、オーストラリア選手のハンド。



「へ?今触った?」



「うん!触った!!!」



「目いいな―むっくは。」



「いや、みんな見えてるでしょ。」



「アタシには見えなかった。」



「・・・(苦笑)」



ホンダ君のPKとなる。



「ねぇねぇ、なんで、あんな近くから蹴っていいの?」



「PKだからだよ!」



「ほぉぉ―――。じゃ、入る?」



「う―ん。たぶん決めてくるだろうけど、

キーパーに読まれちゃったら、わからないよね。」



「そういうもんか―。」



アタシらの心配なんぞいらんかった。

ホンダ君の目は狩人そのものだった。

絶対に決める!

その目は語っていた。



ど真ん中にゴ―――ル!!!

これで同点だ。

でも、アディショナルタイムが3分もある。



「むっく、みんなホンダ君に乗っかっちゃってさ・・・

めちゃくちゃ大喜びしてるけどいいの?」



「うん。いいんだよ。」



「だって、まだ時間残ってるよね?」



「大丈夫だよ。ちゃんとみんな戻るから。」



「サッカーってこんな感じなの?」



「うん。こんな感じ。w」



「でもさ、時間残っているわけだし、

この後、オーストラリアがゴール決めたら、日本の負けだよね?」



「そうそう。そういうこともありうる。」



「それって、まさにドーハの悲劇じゃん!

お母ちゃんは、この目でその悲劇をテレビで見たんだよ!!」



「おぉぉぉ―――!そっか―。」



「みんな、頼むよ―――!がんばれ―――!」



くま家のリビングはまさにスタジアムと一体化していた。

ココで?っていうタイミングでオーストラリアに選手交代。

そして、次のホイッスルでボールが蹴られ、即ホイッスル。



試合終了の合図だった。



引き分けではあるが、そこにいるみんなにとっては、

まさに勝利の瞬間だった。



いやぁ〜いい試合だった。

何がいいってね。

日本が終始、攻め続けて、さらにナイスな守備も見れたっていうのもある。



それ以上に、オーストラリアの選手も日本の選手も、

めちゃくちゃフェアプレーだったのよ。



わざとじゃなくてもぶつかっちゃうじゃない?

そんな時に、相手を起こしてあげるんだけど、

それが、他の試合では見たことがないくらい、感じがいいんだな。



アタシが今まで観た試合が特に悪かったのかな―。(-_-;)

いや、そんなことはないな。

きっと、オーストラリアの選手がすばらしいんだ。



ホームでの試合っていうのもいいよね。

へんてこな応援もないし。

ブーイングもしないし。



日本人特有なんだろうな。

こういう正義感あふれる応援の仕方って。

とても気持ちのいい試合だった。



一番の収穫は前よりルール覚えたことだな。w



「これに勝つとどうなるの?」

電話でそうなおちゃんに聞いた。



「ブラジルに行けるのよ!!!!」

興奮してなおちゃんは教えてくれた。



そうか―。

次のw杯の開催国はブラジルってことなんだ。

その時までに、もうちっとサッカーの勉強をしておこう。



最後に今日のお弁当画像をご紹介。







チンのおかずだけじゃない、ちょいと豪華版。

「ジャガイモがおいしかった!」

と、むっくに褒められた。



ジャガイモとは、先日のかわいこちゃんフライパンで作った

例のチーズ焼きである。

冷めても美味しいなんて、ステキングすぎる。



次回は、焼き立てを食べさせてあげようっと。



そりでは、みなさま、おやすみなさいまし。






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