帰りの新幹線の中である。

20時40分新大阪発ののぞみ60号は、

ちょっこし遅れての到着。

アタシはいつものように、窓際の席に座り、あいぽんの充電を始める。



あ、その前に大きなバッグを網棚にあげたんだ。

四苦八苦してたら、隣の殿方がサッと手を貸してくれた。

嗚呼、まるで宝塚の男役みたい。

見た目は、ふつーのサラリーマン。

歌ったり、踊ったりはしなさそうである。(笑)



新幹線のシートに座った途端、疲れがじわじわ出始めた。

ここまで過密スケジュールできてたから、

たいして疲労を感じていなかったんだな。



確か、入り待ちしてこれから11時の公演に行く！ってところまでだったかな。

あと、ごはん画像をあげたんだ。



11時の公演も、15時の公演も、申し分なく素晴らしかった。

回を重ねるごとにどんどん良くなってる気がする。

特にコメディタッチのくだりが。



お客さんの反応も毎回違うんだけど、

笑わす場面では、ちょっとオーバーアクション気味にやると、

コメディ要素がさらに強調されるみたい。

でも、さらり〜とやることで、

余計に笑いが取れるところもあるから、

一概に大げさにやればいいってわけでもない。

ちょっとしたハプニングに対応するアドリブも、公演を何回か見ることでわかったりする。



このところ、友だちに

「宝塚に行くんだー！

2公演みるんだー！」

というと決まって言われるセリフがある。



ちなみに、3公演目を決めたのは、昨日、宝塚に向かっている途中だったので、

友人たちは、アタシがよもや、さらに申し込みを増やしているとは思いもよらないだろう。

なんたって、当の本人がこの行動に一番驚いているんだから。(笑)



で、なんと言われるか。

「同じ公演をなんで何回も見るの？

一回見ればいいじゃん！」

ごもっとも。(笑)



その度にアタシは言う。

「舞台はナマモノなんだ。

例え同じお話であっても、

同じ公演は二つとないのだよ。」と。



まぁ、みっちゃんが好きすぎるからの発言なのかもしれない。

もしも、みっちゃんの出ていない舞台だったら、

正直、何回も見たいとは思わないだろう。

これぞ、ファン心理というものなのか。



そして、公演の幕間に書き綴ったお手紙を、

今度は、出待ちの時に手渡ししてきた。

新幹線の時間があるから、めちゃくちゃドキドキしてたけど、

思いの外、みっちゃんは早めに楽屋口から登場された。

少々お疲れのご様子ではあったが、

ファンのみんなににこやかに対応され、

二言三言、お話をされて車に乗り込んで去って行った。

トップスターの貫禄を感じるひとときであった。



てなわけで、アタシは「ガイズ＆ドールズ」を大満喫してきた。

かなりの贅沢ご褒美ではあったが、

日頃のがんばりに対してだからいいんだよ…

と、自分に言い聞かせている。(笑)



今回の西の旅では人々の暖かさを大いに味わった。

その1

昨晩、難波に向かう時だった。

御堂筋線に乗ろうと、切符売り場でぼけらーとしていた時のこと。

ふいに、後ろから話しかけられた。

「これ、使いませんか？」と。

差し出されたのは、これ。



ワンデイフリーパス。

こういうのって、ホントは譲渡しちゃいかんのだろうけど、

ありがたくいただいてしまった。(笑)



いつもの調子で、

「横浜から宝塚を見に来て、これから難波にご飯食べに行くんですー！」

と、フレンドリーにお話する。

すると、そのご婦人は宝塚のご自宅に帰るところなんだと。

いゃー奇遇だ。

これって、宝塚が結ぶ御縁なのだろうか？



その2

入り待ちの帰りのこと。

朝の天気予報通り、かなり強い雨が降ってきた。

みなさんは傘をお持ちである。

アタシは、時間的にギリギリだったので、行きに買うことができず。

タオルを頭に乗せ、足早に駅に向かっていた。



すると、またも後ろから声をかけられた。

「よかったら、傘に入りませんか？」と。

もちのろんで入れていただいた。

西宮からこられたというＮさん。

とても感じがいい。

今日は、入り待ちだけのためにいらしたんだと。

そうか。

アタシも、日曜日なら、日比谷の入り待ちに行くことが出来るんだな…

そんなことも思いつかせてもらえた。



駅のロッカーの場所も教えていただき、

「また、お会い出来るのを楽しみにしています！」と言って別れた。

すると、なんと、出待ちの時にまた会えた。(笑)

「こばやしさん！」と。

アタシの名前、覚えていて下さったのだ。

やっぱり、みっちゃんファンはいい方ばかりだ。



その3

入り待ち後、おトイレに行き、コーヒーブレイクをするためにお店に入った。

時間が来て店を出て5メートルのところで気づいた！

傘を忘れた！



お店に戻ったが、傘はない。

うん。確かに、お店に傘を持ち込んだ記憶がない。

お店の方々も心配してくれた。

とにかく、アタシは、通ってきた道を戻った。



歩きながら思い出す。

（あ！トイレだ！）

小走りにトイレに向かうと、

個室の中ではなく、すぐに気づけるようにと、

洗面所の横に傘がかけられていた。

ありがたや、ありがたや。



先ほどのコーヒー屋さんに寄り、

おトイレに置いてあったことを伝える。

「宝塚はいい人ばかりで嬉しいです！

公演にいってきまーす！」

「よかったですね！いってらっしゃーい！」

朝の気持ちのいい会話ができた。



その4

11時公演後、そばにいた2人組の女子とひょんなことから会話が始まり、

宝塚の知識ゼロの彼女らに、

今日の公演がいかに質の高い、素晴らしい舞台だったのかを教えて差し上げた。(笑)



兵庫の方々だけれど、生の宝塚は初体験なんだと。

誰1人として、出演者を知らぬまま見に来たんだって。

会社の福利厚生での宝塚観劇だったようだ。



いいなー、そんな福利厚生の使い方。

本気で羨ましがったら大ウケしていた。

アタシが横浜から来たことにも、心底驚いてくれた。

関西ののりって、ホントにステキング。



楽しかった。

この言葉に尽きる。

そして、そろそろ新横浜に到着だ。



車内で食べた遅い夕飯も美味しかった。



蓋を開けるとこんな感じ。



やはり、たこ焼きを食べないとね。

昨日、今日と小麦粉三昧である。

お昼もコーヒー屋さんで買ったサンドウィッチだったし。

小麦粉星人としても大満足である。



次の宝塚ツアーはいつになるかなー。

とりあえずは、10、11月の東京公演が待っている。

平日、週末を合わせて4公演見に行く予定。



そのうた1回はみんみと行くんだ！

みんみと一緒に行くのはいつ以来かしら？

みっちゃんが専科時代に客演した花組のオーシャンズ11？

それとも、星組のナポレオン？

昔過ぎて忘れちゃったよ。



小さなことは気にしない。

東京でのガイズを楽しみにしておこう。

あと10分で到着だ。



そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。

素晴らしかった。



星組公演「ガイズ＆ドールズ」は、アタシの心を鷲掴みにしてくれた。

みっちゃんは申し分ないパフォーマンスを披露してくれた。

そして、組子たち全員が新生星組を盛り立てようと、最高の舞台を見せてくれた。



ブロードウェイミュージカルを日本語でやるには難しいものがあるが、

それを、見事にやってのけた感満載。

とにかく、歌だよね。

これが完璧なのよ。

そして、専科のみしろさんがめちゃくちゃいい。

みっちゃんの唯一の同期生。

2人の絡みをみているだけで、あたしゃ涙が出そうになった。



お話が終わり、最後のショーチックなダンスも最高だった。

デュエットダンスで、はじめと終わりに歌が入って、

まさに、みっちゃんとふうちゃんだからこそのデュエットって感じだった。

銀橋でポーズを決めるふたりを見てたら、自然と涙がこぼれた。

うれし泣きって気持ちいい。



フィナーレのおおとりで、みっちゃんが大階段から降りてくる。

一番大きな羽根を背負って一段一段降りてくる。

ゆっくりと組子全員に微笑みながら。

これを見てダダ泣きしない方がおかしい。



研10からみっゃんを見てきた。

当時から、みっちゃんは凄かった。

でも、今の彼女には、トップという風格がしっかりとにじみ出ていた。



今日の公演も楽しみ。

ファンクラブに入っていなかったらチケットは手に入らなかっただろう。

入ってよかった。

当日券の行列が朝の8時から長蛇になっていたもの。



ファンクラブの特典といえば、入り出待ちのお手紙の手渡し。

今までは、ファンクラブの方々がお揃いのウェアを身につけ、整列しているのを、

「えらいなー」と眺めていたアタシだった。

一種独特の空気も流れていたしね。

まさか、その列に加わるとは夢にも思わなんだ。

人生何が起こるかわからん。ωω



で、夕べはキャトルレーヴで買ったおみやを整理したり、

相方に電話して、延々感動を伝えたりしてたらすっかり寝るのが遅くなっちまった。

でも、せっかくきたんだから…と、

相方にもあづにも言われ(笑)

夜中にも関わらずお手紙を書いた。

そして、今朝、若干の寝坊をしつつ、

8時15分楽屋口の前に集合！というファンクラブからのメールに従ってみた。



初めての参加なので、スタッフさんから丁寧に諸注意もご教示頂いた。

いろいろとルールがあるようだ。

「おはようございます」と一言だけ言い、お手紙を渡した。

ファンひとりひとりの顔を見て、微笑んでくれるみっちゃん。

トップスターになっても、その優しさは変わらない。



嗚呼、公演が楽しみすぎて、心臓が痛くなってきたよ。(笑)



そうそう。

大阪に来て何を食べたかをお伝えしておこう。

まずは、新梅田食堂街でこれ。



レトロな空気を醸し出す食堂街で食べたのは、何故か讃岐うどん。

古典的な関西のうどんを食べようと思っていたのに血迷ってしまった。

でも、美味しかったからよしとする。



そして、夜は、なんと難波に繰り出した。

まさかの代表との合流を果たしたのだ。

ちょいと前にアタシが週末に大阪＆宝塚ツアーを企画しているとポロッと言った。

すると、

「僕も大阪におるで。」と。

でも、お忙しい代表である。

「もし、抜けられそうだったらな。」

と、いつもの(笑)曖昧なお返事を頂いておった。

アタシは、ひとりでもいいから、代表おすすめのお好み焼き屋さん「三平」にいくつもりだった。



公演が終わり、駅に向かおうとするとLINEあり。

「ぬけられそうです。」と。

おぉーー！まじですかー！？

と、あたしゃ、難波に走った。

そして、阪急電車→御堂筋線をクリアして無事になんば駅に到着。



三平のお好み焼きは超おいしかった！

まずは、生ビールで乾杯。



そして、すじネギキムチにこんにゃをプラスしたコチラ。



豚モダンにポテト、チーズを加えたこれ。



締めは、ガーリックバターライス！



あまりの量の美味しさに、ガーリックライスは残しちまった。

念願の三平でのお好み焼きを堪能できて大満足。

ちなみに、三平は法善寺横丁にある。



帰りは、のんびりお散歩。

夷橋を渡って記念撮影。



代表は、京阪電車に乗るので、淀屋橋駅でさようなら。

あたしゃ、そのまま歩きで梅田に戻る。

もちろん、そこからはインカツ開始！

歩きスマホをすると代表に叱られるので(笑)封印していたのだ。

梅田までの30分程度だが、インカツできてほんに良かったよ。



ま、その後は、↑↑↑に書いた通りである。

他にもいろいろエピソード満載なんだけど、

そろそろ劇場に行って、チケットの受け渡しをせねばならん。

っちゅうことで、ひとまずここでおしまい。

続きは、また帰りの新幹線で。



そりでは、みなさま、ステキングな日曜日を。

日頃のご褒美と称して「大阪→宝塚一泊二日ツアー」を敢行中。

新横浜駅に向かう足取りは軽い。

そして、以前よりも妙なドキドキはなくなった。

アホみたいにウチを早く出ることもなく(笑)

いい感じに菊名で横浜線に乗り換え、

迷うことなく新横浜駅の新幹線ホームに立つ。

そんな自分に酔う。



ホームに入ってきた新幹線をさり気なく撮影。

自分の絶妙なシャッターチャンスにうっとり。



今回のお隣さんはごくふつーのおじさん。

おそらく、アタシより年上。

週刊誌からの新聞と、活字をこよなく愛する方のようだ。



あたしゃ、今どきの若者の如くあいぽんをいじる。

FBに画像を上げたり、コメに返信書いたり、

なおちゃんはじめ、一族のグループLINEで会話を楽しんだり。



そうそう。

最近、はまっているスタンプがあってね。



はな子ちゃんシリーズだ。

めちゃくちゃかわいい。

そして、使える。

シリーズ4まであって、全て購入した。

これは、決して無駄遣いではない。



気に入りすぎて、自分だけにとどまる事ができず、布教まで始めた。

姪っ子のともちゃんからはじまり、

なおちゃん、くま姉、みんみにプレゼント。

みなさんが使って下さるので調子に乗り、

姪っ子のつっちんとくるちゃんにも贈ってみた。



親切の押し売りは嫌いだが、

結構使いやすいので、気になった方は是非ともご購入を検討して下され。



京都に到着した。

ちょうど2時間で京都に着くのか。

近いなー。

ウチから、実家までのドアツードアと変わらんじゃないか。



やっぱり新幹線って偉大だ。

かっこいいだけじゃないのね。

ますます、惚れてまう。



さぁ、大阪は目前だ。

今回は、梅田でお昼ごはんを食べてから、

阪急電車で宝塚に向かう予定。



朝抜きなので、いい感じにお腹も空いてきた。

こなもんは夜に食べるつもりなので、

お昼はサクッとおうどんかな。

LIVE仲間のかなえちゃんが、

「安くて美味しいですよ！」って言ってたし。



そりでは、みなさまも、ステキングな週末を。

1週間が終わった。

ただ今、恒例の東横線内である。

懸案事項もだいぶ進んできて、気持ち的にとても軽くなった。

今日までにやりたかったことは片付けた。

その代わり、もうこんな時間さ。



まぁ、今日は珍しく会社のメンバーと、

有意義に麹町ランチを楽しんじゃったりしたのだ。

イタリアンのKAVACH（カバチ）。

サラダはこんなん。



メインはコレ。



食後はコチラ。



美味しかった！

このところ、ただ空腹が満たされればいい…

という、残念な食事ばかりしていたので、

ちゃんとしたご飯は嬉しい限り。

ま、その分お代はかかるけど。(笑)

これで1,240円。

ランチとしては高いと言えるけど、質を考えたら妥当かな。



まったりランチを堪能したため、

その後は、たまった分をやっつけるのみ。

いやはや、よく働いたよ。



全ては明日のために。

これで、心ゆくまで宝塚に没頭できるというもの。

嗚呼、楽しみすぎるよ、みっちゃんのお披露目。

明日の朝は寝坊できない。

さっさとウチに帰って、シャワー浴びて、寝る。



そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。

今日は予定通り在宅勤務。

お洗濯して、その後すぐにお仕事に取り掛かる。

メール対応、そこからの電話での問い合わせ。

書類の準備やら、発送やら…

地味なんだけど、確実に正確にこなさなきゃいかんのが「事務」である。

曖昧な部分や誤魔化しはご法度。

常にあたしゃそのことを念頭において業務に取り組んでいる。



午後までに一気に作業を進めた。

夕方の6時過ぎになると、担当さんからの連絡も落ち着く。

その時間を使って、ダイソン君＆ダスキンに着手するつもりだった。

が、気が抜けたのか、急激な睡魔に襲われた。



リビングの床で果てた。

夢を見た。

あまり嬉しくない夢だった。

きっと、未だ解決しない案件のせいだな。

こやつがすっきりしてくれることが、今一番の願いである。



そんなざわざわする夢を見た後、はたと目覚めた。

20分ぐらい経ったかなー

と思ったら、3時間も寝ていた。

思わず苦笑い。



もう、ダイソン君を動かせる時間じゃない。

やっちまったな…

とひとり呟きつつ、お仕事の仕上げ。

メール連絡も完了した。

さぁ、今日はこれでおしまい。

続きは明日のラボ勤務でやる。



それにしても、よぅ寝たな。(笑)

身体が睡眠を欲していたんだろう。

お掃除はアタシの精神安定剤だ。

でも、精神よりも身体の疲れを癒す方を優先させることも大事である。



先ほど、白いごはんと残りモノで夕飯も食べた。

後は寝るだけだ。

3時間も寝たのに、まだ眠れる気がする。

凄いな、自分。(笑)



ただ今、宝塚スカイステージをぼけら〜と眺めているところ。

明後日の今頃は、みっちゃんのトップお披露目を見て、

興奮冷めやらぬ状態に陥っていることだろう。

土日を心から満喫するためにも、

今夜は、さっさと寝ることにする。

そう、「そして、アタシは再び眠る」のだ。





嬉しくない夢をまたみたら、

その夢はこの子に食べていただこう。



そりでは、みなさま、今夜もステキングな夢を。